『ダンシン』って知ってる？住宅ローンと保険のはなし

住宅ローンが低金利といわれている今、『賃貸で家賃を払っていくなら、家を購入した方がいいのでは？』なんて思っている方も多いはず。住宅ローンを契約するときには、契約者に万が一があり、返済が出来なくなった時のための保険に加入することになります。今回はこの保険について解説していきたいと思います。

一体、ダンシンってなに？

団体信用生命保険、略して『団信（ダンシン）』。これは前述の通り、住宅ローンの契約者に万が一があった時に、残りの返済がゼロになる保険です。物件にもよりますが、住宅ローンの金額は数百万～数千万など大きくなるので、万が一の時のために、とても心強い保険と言えるでしょう。

強制加入と任意加入

団信も保険ですので、当たり前ですが保険料が発生します。住宅ローンは各銀行で取扱いがありますが、基本的には住宅ローンの金利に保険料が含まれているものが一般的。そのため、別で毎月保険料を納める必要はありません。ただし、住宅金融支援機構が提供している『フラット35』については、別で住宅金融支援機構が用意している団信に加入するか、民間の生命保険でカバーする必要がありますので、保険料が発生します。

特約もあります

このように、団信は基本的に万が一があった時の保険になります。その他に、『がんになったら』や『三大疾病になったら』残債が無くなる特約も付けることが出来ます。こちらも民間の生命保険でカバーする手もありますので、心配な方は合わせて検討すると良いでしょう。