まだ自分の意見を言う場が少ない新人にとって、会議に呼んでもらえるのは大チャンス。”参加している”というアピールをするためにも、会議では積極的に発言していきたいもの。とはいえ、ヘンテコな意見やおかしな発言で恥をかくのはいやだ…と少しためらってしまいますよね。そこで今回は、会議で使える便利な言葉を3つお教えします。これらのフレーズを使いこなせれば、あなたも立派なビジネスパーソンの仲間入り!さあ、胸をはってレッツ会議!
「的外れかもしれませんが…」
特に新人の内は、議題と少しズレた意見を出しても大丈夫。「やる気があるな」と思ってもらうことが重要です。しかし、それが恥ずかしいという方は「的外れかもしれませんが…」という枕言葉をつけると良いでしょう。この言葉を使えば、どんなに的外れな意見を言ってしまっても、きちんと前置きしているので大丈夫。もし万が一、素晴らしい意見が出てしまったら「全然的外れじゃない!」「できるな!」と思ってもらうことができます。一石二鳥、いや一石三鳥のフレーズです。
「いまの問題を整理すると、~ということですよね?」
会議で必ず聞かれるのが「何か意見ありますか?」という言葉。「質問をしないと会議に参加してないと思われちゃう…でもすぐに質問を考えられない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。そんな人は、最後に発言した人の意見を覚えておいて、オウム返しにして言うと良いでしょう。繰り返し言うことで、自分の頭の中でも要点や意見を整理することができます。しかし、これは質問のあとに打開策を聞かれるかもしれないので注意が必要です。もし質問で返されてしまった場合は「この回答を出すには少し時間が必要だと思います」と切り替えしましょう。うまくいけば質問を回避できるだけでなく、回答は持ち帰り。「考える時間をくれてありがとう」と、あなたは一週間オフィスの英雄になれるかも。
「私が中座していたときに何か進みましたか?」
取引相手がいる人は、あらかじめ会議の時間に携帯電話のアラームをセットしておくのも良いかも。電話を装って外に出る高等テクニックが使えます。そうすれば、会議中に電話に出るほど重要な企業を相手にしているんだ、と一目置かれること間違いなしです。会議終盤に質問されても、「私が中座していたときに何か進みましたか?」と質問することができるので、質問がないときにも効果的です。これは少し勇気が要るかもしれませんが、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
新人が絶対に言ってはいけないのは、「特にありません」。まず参加をしているということを周囲にアピールすることが大切です。特にないと言うのではなく、わからなかったことを質問してみるのもひとつの手です。「わかりません」といえるのは新人の特権。それを突き通せば、上司の人も「説明は分かりにくくなかったか」「何か改善するところはあるか」と会議の進め方や説明の仕方を変えてくれるかも。”フレッシュな意見で和ませるのが新人の仕事”と思って、ぜひ重要人物っぷりを発揮してください。