職場の同期や後輩、大学時代の友人、あるいは今年入社したばかりの新入社員など、アナタの周りに”意識低い系”学生だった人はいますか?初めはやる気があるのかないのかわからない頼りなかった人も、いっしょに働いてみたらきっと良いところが見つかるはず。性格や考え方は人それぞれ。個性を尊重して生かしてあげることで、会社にとって大きな力になるはずです。
意外と化ける可能性がある
「暗いし、ネガティブだし、イマイチやる気があるのかわからない…」そんな正直パッとしない新入社員も、実際に現場で働き始める6月頃、めきめきと頭角を現してくるかもしれません。というのも、この時期は、入社当初やる気に満ち溢れていた”意識高い系”学生だった人の心がポッキリと折れる頃。自分のやる気と実力が比例せずにめげてしまう人や、大型連休明けから切り替えができなくなってしまった人もいる中、自分のペースでお仕事をしていた”意識低い系”学生だった人は受ける打撃が少ないかもしれません。
個性を磨いてあげる
入社当初は「声が大きい」「元気が良い」と評価されていた”意識高い系”学生だった人も、実際に働いてみると落ち着きがなかったりミスが多い…なんてこともあるのではないでしょうか。声が小さく、元気がなさそうに見える人でも、もしかしたら事務処理能力が高く、”コツコツ作業”が向いてたりするかもしれません。人には向き不向きがあります。ダメだと決め付けないで、良いところ・苦手なところをしっかりと理解し、個性を磨いてあげることが大切です。
細く、長く…
当たり前ですが、社会人人生は長いです。一日で終わるのなら良いですが、長く働き続けることを考えるのであれば、頑張りすぎるのは禁物。常に気を張り続けていると疲れてしまい、ストレスが溜まってつらいから会社を辞めよう…なんてことにもなりかねません。少し肩の力を抜いている”意識低い系”学生だった人の方が無理をしない範囲で働いているため、案外長く続くかも。やる気が続かず、すぐに辞めてしまっては意味がないですもんね…。
【まとめ】
最近は、面接での印象や履歴書より、データベースで採用する企業も出てきたそう。例えば、今までなら経験者を採用していたエンジニアのような技術職でも、「向いている」とデータが出ている人であるなら採用するといったもの。少ない経験者の中から採用する人を探すのではなく、今後伸びる可能性がある人を探すことで、競争率が高い経験者の内定辞退のリスクを軽減させているそうです。データを元に企業と就活生を繋げるマッチングサービスを事業として始めた企業も出てきたほど、採用の方法にも変化が起きています。来年以降の採用基準もガラッと変わるかもしれませんね。