たのしかったGWも終わり、六月が始まろうとしている今日この頃。連休ボケも解消されて日常生活に戻ったというのに、なんだか気分が上がらない…なんて人もいるのではないでしょうか。それもそのはず、最近は「五月病」ではなく「六月病」と名前が変わってきているんです。新しい環境に少しずつ慣れ始めたことで余裕ができ、溜まったストレスや疲れに気づいてしまう人が最近は六月に多いことからこの言葉が生まれたそう。今回はそんな六月病を撃退すべく、最近話題の「ストレスマネジメント」をご紹介します。
ストレスマネジメントの概要
「ストレスマネジメントって何?」という人のために、少し概要をお話します。ストレスマネジメントとは、”ストレスとうまく向き合う”というもの。最近では、ストレスマネジメントを教える講師を派遣する企業ができたり、社内で社員のストレス具合を評価する制度を取り入れたりと、ストレスマネジメントに注目している会社が少しずつ増えてきています。
オフィスでできる効果的なもの
オフィスでカンタンにできるストレスマネジメントとして「腹式呼吸」がオススメです。ただの呼吸とあなどってはいけません。実は、呼吸は自分の心をコントロールできるといわれています。深くて長い腹式呼吸ではなく、浅くて短い胸式呼吸を続けていると緊張状態になってしまうそう。この緊張状態はストレスにつながってしまいます。また、腹式呼吸の他にも、人との会話もストレスマネジメントとして効果的です。ランチや休憩時間をひとりで過ごすのではなく、誰かと過ごすだけで気分転換に。黙ってもくもくと仕事に取り組むだけではなく、しっかり休憩やコミュニケーションを取ることも大切な仕事のひとつです。
通勤でできる効果的なもの
通勤時や帰宅時にカンタンにできるストレスマネジメントとしては「音楽を聴くこと」。特にストレス対策でオススメな音楽は、自分の好きなアーティストや、今の自分の気持ちに近いと感じる曲。悲しいときに無理に明るい曲を聴くなんてことは逆効果になってしまいます。悲しいときは悲しい音楽を聴いて、自分の気持ちを解放していくことがストレスを軽減させてくれるようです。
【まとめ】
通勤・帰宅時の満員電車や長時間のオフィスワーク、脚が痛くなるヒールなどちょっとしたことでも、ストレスはアナタが知らないうちにどんどん溜まっていくものです。今回ご紹介したストレスマネジメントは、どれも社会人生活の中でお手軽にできるものです。「カンタンだから効果もあまりないんでしょ?」とあなどらずに今日からぜひ実践してみてください。また、ストレスと上手に付き合うためには、自分が「いつ・どこで・何をしているとき」にストレスを感じるのか知ることも重要です。事前に「ストレスを感じるだろう」と把握しているのとしていないのとでは、感じるストレスの大きさも変わってくるそう。五月病を乗りきったからと安心したりせず、ストレスと上手に付き合って六月病も乗りこえましょう。