思い出してください、あなたが社会人1年目だった頃を。いかにも仕事ができそうなネイビーのストライプスーツを着こなす先輩。すれ違ったときに髪からいい香りがする、ネイルもキレイな優しい先輩。たった数年しか違わないのに、この歴然としたカッコよさは何?…と感じた経験はありませんでしたか?そんな4月に入ってきたピカピカの新人たちが見て「親近感がわくのに、カッコイイ!」と、思わず惚れてしまう”先輩マインド”3つをピックアップしました!
会社の悪口を言わない
大前提として、今の新人たちは熾烈な就職活動をくぐりぬけて来ています。第一志望群だったのかもしれないし、滑り止めだったのかも。どちらにせよ社会人の第一歩として会社への期待を胸に入社しています。それなのに、出鼻をくじくように「これも社会ってもんだからさ…」と、会社の悪口を言おうモノなら、「口ばっかりで実行力のないダサい先輩」というレッテルと、あなたのうわさが一気に新人のLINEグループ内を駆け巡ります。仮に、それが実名Tweetされてしまった日には、会社法務から指摘される可能性も。悪口は、百害あって一利なしです。
周りに感謝し、失敗談をネタにできる
人は弱みのない人間には興味を持ちにくいといわれています。仕事ができるようになるためには、たくさんの先輩や上司、お客様との関わりがあって成長しているはず。失敗だって芸の肥やしと思えば儲けもの。自分ひとりでここまでやってきた!と思い込むのではなく、周りへの感謝を持つこと。そして、失敗談もお酒のツマミにできれば、新人たちの不安な心もきっと晴れるのではないでしょうか。
あえて「新人だから」という接し方をしない
新人にとっては厳しく感じるかもしれませんが、後々ボディーブローのように効いてくるのがこの接し方。会社員になった以上、労働の対価として給与をもらうのですから「プロとしての自覚」を持ってもらうためにも甘やかしてはいけません。だからといって、何も教えないのはNG。優しさをもって仕事を教え、甘やかさないというのが大切です。
【まとめ】
新人が入ってくる良さって「自分もそういう時期があったな」いう振り返りができることだと思います。そして、新人が先輩に求めていることって「自分たちが受けた理不尽を解消して継承してくれている」ということだとも思います。俺たちが苦労したのだからお前らも苦労しろ!というのは、組織の活性化にもならないので、良いかたちで次世代をつくっていけるといいですね。