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まさに座右の書…わたしのキャリアを決定づけた三冊

Woman looking at doorway in large book

「会社に行きたくないな…」「私このまま働き続けるのかな…」誰もが一度は自分のキャリアに迷いが生じるもの。そんなとき、たった一冊の本の言葉が、人生を左右してしまうパワーを発することがあります。私のキャリアのターニングポイント時に、いつもそばにあり、繰り返し読む三冊の本をご紹介します。

働き方革命 あなたが今日から日本を変える方法

病児保育問題に取り組むNPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹さんの著書。組織を統括する立場でありながら、子を持つ親としてのよりよい働き方を追求した「働き方改革」。大事なものを得るために何かを一旦手放す勇気。仕事も家事も育児も、手一杯になり余裕のなかった私が、自分の人生の優先順位にはたと気付かされた大事な一冊です。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

言わずと知れたホリエモン、堀江貴文さんが逮捕されすべてを失ったときの「仕事観」をつづったもの。それはシンプルに言うと「働きたい」という思い。忙しい毎日、仕事も充実している、でもこのままでいいのかなと自分の将来を案じる方にこそ手に取っていただきたい一冊です。ゼロになった彼がまず行なった、小さなイチを足していく地道な行動。その積み重ねがまったく違う将来にあなたを連れていってくれる。この言葉に背中を押され、行動を続けていった結果、私は独立の道を歩むことになりました。

日々是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ

エッセイストである森下典子さんの10代~40代の25年間を、習っている「茶道」の視点からつづったエッセイ。就職・結婚・家族の死など、数々の人生のターニングポイントを迎えるたびに、小さな和室で自分自身のあり方を見つめる姿に胸が思わず熱くなります。私自身のこれからの生き方を考えるときに、彼女の人生に自らを投影させて、何度も手に取った一冊です。茶道に詳しくなくても、自分の将来を考える人にぜひ読んでいただきたいです。

【まとめ】

選んだ3冊は、仕事術といったテクニックではなく、どれもキャリアや人生のあり方を考える本となりました。キャリアに悩みはつきもの。ふと悩んだときに手に取れる、自分のお気に入りの一冊を見つけることをおすすめします。