女子ツク!働く女子の毎日に、もっとドキドキワクワクを。

出たとこ勝負で挑んでない!?気の強い女性の職場での失敗談

あなたの職場にも気の強い女性っていませんか?彼女たちの良いところは、自ら動ける主体性や物怖じしない行動力があったり、人を巻き込んで引っ張っていける牽引力を持っていたりする積極的な性格。しかし、一方で自分の持っている正義感に忠実であったり、物事を長い目で見ることができず短気になってしまったり、自分の価値観から少しでもブレるような出来事があると許せず、融通が利かない面が出てしまうことも…。そんな気の強い女性たちがやってしまった失敗談を今回はご紹介します。

一本気では進めない!?上司との失敗談

仕事に対して自分なりの流儀や正義感を持っている、とある女性社員。その性格からか、彼女は清濁併せ呑むことがとても苦手。下の立場でプレーヤーとしてやりたいように仕事をしていたときは良かったのですが、実績を積んで上司の直属の部下になると、その性格が裏目に出るように。彼女は自分の正義感から、他部署や上層部との清濁を併せ呑んだ上司のマネジメントが許せず猛反発。上司の対応を厳しくとがめたり、出された指示を無視したりと、とにかく反抗的な態度の嵐。当然、上司は彼女を疎ましく感じるようになり、部署内の空気は最悪に…。彼女は正しいことをしていると思っていたのでしょうが、場合によっては職務をまっとうしていないため降格させられたり、一方で職場環境に不満を募らせ、自ら辞職してしまうケースにもなりかねません。本来長所であるはずの“気の強さ”は、ある程度の立場になると活かしづらく、諸刃の剣になってしまうこともあるようです。

気づいたら孤立してた!?同僚との失敗談

自分の意見をしっかりと持ち、牽引力もある明るい性格のA子さん。部署の中でも中心的な存在で、仕事でもバリバリ結果を残し、同期の中でも頭ひとつ抜きんでていました。そんなA子さんは上司から期待され、色々な仕事をいち早く任されるようになり、だんだんと多忙な毎日を送るように。そんな忙しい日々に嫌気がさしたのか、だんだんとA子さんは同僚にキツく当たるようになっていきます。自分だけが忙しいと鼻にかけて他の同僚を蔑んだり、無理に周りを巻き込んで自分のプロジェクトを進めようとしたり、目に余る行動が続き…気づけば部署内で孤立。その後、本当に忙しくてピンチのときでも、同僚は触らぬ神にたたりなしといった様子で彼女の話を聞こうとはせず、信頼関係は崩壊したまま。部署に居場所がなくなったA子さんは、人知れず職場から姿を消し、その後は誰も知りません…。

自分を押し付けないで…!部下との失敗談

人一倍行動力があって、積極的な性格のとある女性社員が初めてチームを持ったときのこと。チームメンバーである部下のひとりにとても消極的な男性がいました。彼は、彼女の性格と違ってどちらかというと慎重派。ひとつひとつ考えてから行動に移し、丁寧に仕事をしていくタイプでしたが、女性社員にとっては“引っ込み思案でやる気がない”ようにしか思えず…そのため、女性社員は彼を仕事の成果ではなく、性格的な部分で評価を下すように。毎日叱責する彼女に、部下はだんだんと心を閉ざし、しまいには心を病んで退職。しかし、チームの目標数字は変わらず、辞めてしまった彼のぶんの穴埋めを残ったチームメンバーでカバーする羽目になり疲労もピークに。だんだんとひとりずつ倒れ、結局プロジェクトを遂行することが難しくなって、プロジェクトともどもチームは消えていったそうです。

【まとめ】

「気の強さ」は個性でもあり、その人を引き立てるチャームポイントでもあります。しかし、仕事は往々にしてチームや他の人と協同して行なっていくもの。自分ひとりで出来ることには限界があるはず。全体の中の自分の立ち位置を確認し、ときには言葉を飲み込む、選ぶようなしたたかさも持ち合わせたいものですね。