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転職先で3年続かない…ジョブホッパー女子の特徴と対策

ジョブホッパーという言葉をご存知ですか?もともとはジョブホッピング(job-hopping)というスキルや賃金の向上のために転職を繰り返す海外の転職事情から派生した言葉です。日本では年功序列や終身雇用の企業文化が根付いているため、転職回数が多い人をさす言葉としてあまりよい意味では使われていません。筆者も過去2度も転職をしているので「ジョブホッパー=悪」とは思いませんが、元人事の経験から「その転職大丈夫かな?」と思う人がいたのも事実。そこで転職迷子にならないために立ち止まって考えてほしい、ジョブホッパー女子の特徴とジョブホッパーから抜け出すための対策をご紹介します。

「周りの期待」を背負うがあまり、自分軸が不在タイプ

キャリア相談で最も多いのが「仕事のやりがいは、周りの期待に応えて喜ばれること。だから、自分のやりたいことって言われてもピンとこないんです・・・」という人です。組織で働く以上、周りと協力し合って仕事することはとても大事。しかし、ふと気が付いたときに「周りのサポートに一生懸命だったけれど、いったい自分が何を残してきたのかわからない・・・都合のいい女みたい・・・」と思い悩んでしまうことがあるようです。これは転職しても同じこと。根本的な解決策としては、自分がどんな人生を送れたらいいのか?例えば、お金やこころの余裕、スキル、幅広い人脈など自分なりの軸を持つことが大切です。

飽き性の克服方法を知らないタイプ

次に多い相談が「飽きっぽい」ということを自覚しているけれど、どうしたらいいのかわからずにお手上げ状態で放置している人です。具体的には、幼少期から自分が飽きっぽいことをわかっていて「継続は力なり」ということは知っているけれど、自分なりの継続方法を見つける工夫やしたことがない、またはあきらめてしまうという場合です。このタイプはスキルも賃金も伴わないジョブホッパーになる可能性が高くなってしまいます。対策は、自分が好きなことを書き出してなぜ好きなのか、どういう視点が加わると真新しく感じられて続くのかを自己分析やコーチングによって明らかにすることがおすすめです。

次で本気出す!という万年他責タイプ

3つ目が「環境が整っていれば・・・」「人間関係がよかったら・・・」「仕事内容がおもしろければ・・・」と自分の外側にばかり理由を作ってしまう人。この場合はもっと周りさえ良ければ自分は本気になれるのに!と飽きてしまう言い訳をつくって自分を保護してしまうため、どこに転職してもそのあら探しをするようになりがち。これも根本的な解決策としては、100%整っていない環境でもできることは何か?と考えるクセをつけることが解決の一歩になるはずです。

【まとめ】

自分が何をしたいのか?どうなりたいのか?なんて就活以来、考えたことないかも…という方は意外に多いのではないでしょうか。そんなの考える意味あるのかな?と思いがちですが、数年でも社会人を経験してきたら、それなりに周りの人との出会いの数も増え、自分らしさも見えてくるのではないでしょうか。未来は誰にもわからないからこそ、進むべき道を照らし出すこころの灯台が必要です。その自分を見つめ直すことをおすすめします。