最近の女性向け雑誌のタイトルが変化していることをご存知ですか。数年前は「愛される」「モテ」のように他人から気に入られるための特集が多かったのです。それが今は「媚びない」「ありのまま」と自分らしさを強調するような特集に変わってきました。誰かのために生きるのではなく、女性としての自分を生きる!という強い意志を感じるものの、自分らしさとはなんぞや?と思う方も多いのではないでしょうか。そこで、自分らしさを見つけて活かすための「自分磨き」について必要な3つのポイントをまとめました。
流行よりも「自分に似合う」がわかっている
とあるスタイリストが「本当におしゃれな人は流行のファッションでなくてもおしゃれに見えるのよ」と言っていました。おしゃれな人は理想ではなく、今の自分の身体の特徴をちゃんと知っているんだそうです。雑誌に載っているスタイルの受け売りではなく、実際に自分がファッションに身を包んだ時の感覚やバランス、体のパーツひとつひとつを観察する。脚を出した方がキレイに見えるとか、胸元を開けない方が品があるとかを試すことで、流行をとりいれても自分らしさが漂う洗練された印象にたどり着くのだそうです。
こころのコンディションを整えられる
ファッションやメイクなど外側の自分磨きだけでなく、こころを磨くことも重要なポイントではないでしょうか。いつも周りに合わせてしまって本当は自分は何がしたいのかわからないとか、あるいはわがままばかりで人の話を聞かないのでは自分も周りも疲弊してしまいます。人とのお付き合いは大切だけれども、一緒に時間を過ごす相手への感謝や寛容さをなくしては、良い時間とは言えないかもしれません。コンディションを整えることは、こころの余裕を生み出しますし、結果として相手への誠実な対応にもなるはずです。
自分なりの長く続ける方法を知っている
あくまで私の意見ですが、磨かれた美しい女性に飽きっぽい人はいない気がします。正確に言うと、飽きっぽい一面もあるのかもしれないけれど、それを感じさせないのがミソ。ダイエットにしても美容にしても同じことを続けるのではなく、少しずつやり方を変えるなど工夫を凝らすことが大事ではありませんか。工夫しながら身に付けた苦労やアイディアの豊かさが、人としても磨かれた感性を持つことにつながっているのではないかなと思います。
【まとめ】
「磨く」という文字通り、自分磨きとは自分にとって余計なものをどんどんそぎ落としていく作業なのかもしれません。世の中にあるたくさんの情報の中から、自分にとって大事にしたい価値観を起点にして選び磨いてシンプルにしていく。そうすることで流行や他人に流されることなく、身も心も本来の自分を活かせるのではないでしょうか。