女性にとって、言葉ほど大事なものはありません。恋も仕事も、言葉ひとつでモチベーションが上がることもあれば下がることもあるんです。今回は言われたり、心に留めておいたりすると、きっとあなたの気分を上げてくれる、「仕事」にフォーカスを当てた素敵な言葉をご紹介します。
「俺がすべて責任を取るからお客様のためにできることをやりなさい」
これは上司との信頼関係がないと、なかなか出てこない言葉でしょう。そして、形式的に言われたのではなく、その上司が本気でそう思ってくれているんだなとわかるように言われると嬉しいものです。この言葉をうわべだけ、薄っぺらな意味で使うことは簡単です。しかし、心の底からそう思って言える人になるには簡単ではありません。相手を見守る広い心と信頼される実力を持っていなければなりません。私自身、仕事をがむしゃらに頑張っていた新人の頃、当時の上司からこの言葉をかけられ「この人は違う、信頼してくれている」とわかって嬉しかったのを今でも覚えています。
のちに自分もそのような気持ちで後輩に接することができるよう、心がけ、そして実力をつけました。されて嬉しかったことは自分も後輩たちに返していきたいものですよね。
「出来事には全て意味がある。痛みを知った分だけ、また人に優しくできる」
いま抱えている悔しい思いも、できないことへの歯がゆさも、すべてに意味があることです。誰しも「はじめて」のときがあるはず。仕事でも家事でも何でも、いまは普通にできているように見える周りの人たちだって最初からできたわけではないのです。だからこそ、自分なりに苦しみ、もがき、できない日々を過ごして「痛み」を知った分だけ、自分と同じようにその過程を通過していく後輩たちの「痛み」もわかるもの。出来事にはすべて意味があるというのはこういうことではないでしょうか。そして、その出来事ひとつひとつの意味を知ることでまた人に優しくできるのです。
「信頼して仕事を任せられる」
信頼されること、そしてそれを相手から言葉に出して伝えてもらえることほど嬉しいこともありません。雰囲気などで何となくわかる、伝わるではなく、言葉でしっかりとかたちにして認めてもらいたい、褒めてもらいたいときもありますよね。そんな環境をつくるには、待っているだけではダメ。実際に自分から信頼を勝ち取れるように行動をして、仕事で成果を出して、自発的に認められるよう動かなければなりません。ハングリー精神もモチベーションにつながるもののひとつ。思い切って目の前の仕事に打ち込んでみると、自然と環境も変化してくるはず。そうして「あなたなら信頼して仕事を任せられる」という言葉をかけてもらえたら、仕事に対する達成感や喜びもひとしおです。次の目標に向かって、また進んでいけるのではないでしょうか。とはいえ、体をこわすほど働きすぎるのはNG。無理をしない程度に頑張って、より責任のある仕事を任せてもらいたいですね。
【まとめ】
言葉ひとつで頑張れる…それは女性の特権かもしれません。自分が部下だったときに上司から言われて嬉しかった言葉は覚えておくと良いと思います。実際に人の上に立ったとき、部下を引っ張れるような言葉をかけてあげられるはず。そのためにも、まず今は自分自身をふるいたたせて精一杯、目の前の課題をひとつひとつクリアしていきましょう!