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30歳からはじめる転職活動、3つの心得

30歳を過ぎると転職が難しいと言われている世の中。これが最後のチャンスかも…と30歳を迎えると同時に「転職」を考える人は少なくありません。しかし、30歳の転職は20代の頃とは状況が異なり、年齢に沿った戦略が必要になってきます。そこで「30歳からはじめる転職」と題して、注意した方がいいことをまとめました。

1.過去のキャリアがまったく活きないものはやめる

新たなチャレンジも決して悪くはありませんが、まったくの未経験からスタートするのは体力的にも時間的にも厳しいことを肝に銘じておきましょう。年齢を重ねたぶん、培ってきた自分の経験やスキルは強い武器。前職または現職で不満があったり、仕事がマンネリ気味だったりすると、一念発起して新しいことを…と思うかもしれませんが、これまでの“資産”を活かさない手はありません。挑戦するにしても知見のある分野や得意なジャンルを選んだ方が成功率はあがるでしょう。

2.ある程度、将来性のある転職先を狙う

新卒から転職歴がない方ほど、転職市場においては売り手有利に。新卒で入社して、今回が初めての転職という方は、女性支援が充実したところやコンプライアンスのしっかりした人気企業、または大手企業を狙ってみるのもいいでしょう。中小企業やベンチャーで自分の力を試してみたいという気持ちもあるとは思いますが、9割の中小企業が設立から10年で倒産するといわれる時代。将来性という観点から見るとどの会社が有望なのか?選択はかなり難しいもの。よほど自分の審美眼に自信がない限りは、大手有名銘柄を選んだほうが間違いありません。

3.自己アピールを戦略的にやる

「若さ」だけで押し切れるほど甘くはなくなってくるのが30歳。当然、新卒の就活のようなノリでは成功率も下がります。経歴の棚卸しから、自分は何ができるのか?しっかりと相手が理解できるように伝えることが大切になってきます。持っているスキルの羅列だけではなく、それをどう活かしてきて、どう実績を積んだのか?転職先でどう活かせるのかまで、セールスポイントや自己のスキルなど能力をわかりやすくまとめておきましょう。企業側が自分の経歴書を読んで、即戦力だと判断できるかどうかがポイントです。

【まとめ】

この中でより重要なのは、3番の自己アピールでしょう。自己を客観的に見ることがポイントです。自己評価が苦手な人は転職エージェントの履歴書採点などを利用したり、女子ツク!の転職にまつわるテーマの記事を読み漁るのも手。
また実際に転職活動をしてみると、なかなか決まらなかったり、応募の反響や面接が想像以上に冷たい反応だったりすると、焦りが出てくると思います。でも、冷静な判断ができなくなるほどの焦りは禁物。自分を追い込みすぎないようにしましょう。