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社会人経験が長いからこそ重みがある!グッときた上司の言葉

上司からの言葉というと、どうしても小言や暴言といったネガティブな面が取り上げられがち。しかし、そもそも上司は自分より長く社会人経験を積んでいる人が多く(中には名ばかりで、新人さながらという方もお見かけしますが…)カイシャ生活、ひいては人生の先輩であったりもします。いま自分が抱えている仕事の悩みやつらさだって、上司もきっと経験して乗り越えてきているもの。だからこそ部下の気持ちを汲み取とって、上司から部下へ伝えた言葉は名言といっても過言でないはず。今回はそんな“グッときた上司の言葉”を集めてみました。

「あれ?これぐらいなら、もっとよくできるよね~」

徹夜で頑張って作った資料をパラパラと見てにっこり笑いながら放った、上司のひと言。一瞬面食らうこともありますが、だいたいこういう言葉を上司がかけてきたときは、マネジメントの神がおりてきているのかもしれません。仕事に慣れてきて、色々任せてもらえるようになった。いまストレッチをかけることは成長の何よりの栄養になる。そんなときの上司は笑顔で要望度を上げてくれたり。「お前だったらまだ良くできるはず!こんなもんじゃないだろう!」という期待の裏返しでもあるのでしょう。そして、そのときはガクッとうなだれる部下たちですが、後日になるとみな一様に「あれが良かったんだよな!」と、振り返ることになるのも、また事実だったりするようです。

「期待はするな、その代わり希望は持て」

プロジェクトメンバーに裏切られて落ち込んでいるリーダーにかけた上司のひと言。最初からこうしてくれるだろう、ああしてくれるだろうと人に期待をしてもうまくいかないが、いつかはわかってくれるという希望は持って粘り強く接しろということ。メンバーをまとめあげてチームで仕事をするというのは、想像以上に経験が必要なもの。チームになったからといって最初からうまくいくわけがないことは、毎日部署をまとめている上司が一番わかっているものなんでしょうね。

「一緒に学ぶか、教えてもらうくらいの気持ちでやらないと人は育たない」

新人教育を任された中堅社員への上司からのひと言。人の上に立つと、つい相手に自分が教えてやるんだという気持ちになってしまいがち。しかし、相手と自分は違う人間。技術的なことだけでなく、考え方や立ち振る舞いなど人的なことまで自分の型にはめようとすると、相手の可能性を摘んでしまいかねません。教えてやるという気持ちではなく、相手から学ぶこともあるくらいの気持ちで接するのがちょうど良いということ。相手がいるからこそ自分が教える側になることができ、逆に相手から学ぶこともある。相手への感謝の気持ちを忘れずにいることが、上手なマネジメントの秘訣なのかもしれません。これも人を指導する立場に立ち続けてきた上司だからこそ、言える言葉ではないでしょうか。

まとめ

名言はしかり方や褒め方のバリエーションの宝庫。決して偉人である必要はなく、むしろ身近な人からかけてもらった言葉の方がグッとくるのではないでしょうか。自分を奮い立たせてくれる、心に寄り添ってくれる言葉は、歳を重ねても忘れないもの。自分が部下を持ったときにも思い出したいですね。