ああ、私が一番イキイキする仕事ってなんだろう・・・これだ!という「天職」ってどこかにあるのかな。転職を考えたことがあるひとなら、一度はそんな妄想をしたことがあるのではないでしょうか。人生の半分近くを捧げる仕事。あれもこれもとは言わないけれど、せめてやっていて楽しいと思えることを仕事にしたい。あれこれ一人で考えるのもいいけれど、周りの人の意見も聞いておきたい。そんな悩める女子のための「転職の相談相手」について分析してみました。
一番心配してくれるのは親。わりと無関心な兄弟。
これまでの成長過程や特徴を一番知っている人と言えばやっぱり親でしょう。特に母親は素の自分のクセやどんな時に楽しそうにしていたか、大事にしている価値観を聞くのにはとても良い相手。ただし、贔屓目で見ていることもあるので、ちょっと誉めてもらう、励ましてもらう、位がちょうどいいかもしれません。一方の兄弟といえば、それぞれの家庭環境によりますが、案外性格やビジネス上の付き合いについては知らないもの。これといった印象の確認も期待できません。
客観的な意見とはげましをくれる親友。でも実践的かというと・・・?
ホンネで話す。となると一番自然体の自分を知っているのは学生時代の友人です。いいところも、わるいところも受け止めてくれるので、相談相手としては安心して会話できるのが最大のメリットです。会社の中では気づかなかった「そんなことも出来るんだね!」と言われるスキルや経験値の棚卸しをするのには最適です。とはいえ、仕事内容や人間関係をイチから話すとなると、時間がかかってしまい相手への負担が大きくなりがちです。相手の時間と気持ちの余裕がありそうか、確認してから会話しましょう。
本音と嫉妬のはざまで揺れる同僚・先輩。
プライベートの友人とは違い、会社の状況を知っている同僚や先輩への相談メリットは話が早いこと。また、自分が知らなかった社内情報をこっそり教えてくれるなど、決め手が欲しい時には頼りになる存在です。ただし、相談する相手やシチュエーションを慎重に選ばないと「一緒に頑張ってきたのに、辞めてしまうのか」と見限られる可能性もあります。もしくは「あなただけ逃げようなんて、ずるい!」と、社内リークやされることもごく稀にあるようです。社内相手向けの相談は、慎重さが一番です。
まとめ
結局のところ、自分がどうしたいか。なんですよね。誰に相談しても決定権が自分もどってくることに気付くでしょう。ただ、いろんな人に聞いてみることで、自然と自分の考えの軸と思える物が見えてくると思います。お金を払ってでも「こういう経験がしたい!こういう気持ちを味わいたい!」と思えるものが価値観というもの。寄り道しながらでもいいので、私は何を大事にしているのかなぁ?と考えてみることをおすすめします。