転職市場で最も求人数が多いカテゴリの一つに「営業職」があります。会社の顔として最前線で活躍するやりがいを感じつつも、一生営業職ではたらき続けるのはスキル面でつぶしが効かなくなるのでは?と思い不安になったことはありませんか。もれなく私も元営業女子であり、企業の人事という仕事柄、上記の理由で異職種へ転職した女性をたくさん見届けてきました。今回はそんな営業女子のための転職事例をご紹介します。
事例1【PR・広報、セミナー講師、コンサルタント】
プライベートよりも、仕事でのスキルアップやキャリアアップを優先したい!そんな彼女たちがこの仕事を選んだ理由は、もっと多くの人に影響を与えたい。さらに会社を動かすスキルや視点を磨きたい。稼ぎたいから。とにかく仕事を味わい尽くしたい。という肉食女子が多いのが特徴です。
事例2【受信系テレオペやカスタマーサービス、キャリアカウンセラー、人事】
営業そのものや人にかかわるのは好き。だけど体力的に厳しいのはちょっと辛い。という彼女たちが選んだのは、専門職で内勤重視のキャリアチェンジ。場合によってはシフト制や土日出勤もあります。しかし、営業としてのキャリアをそのまま活かしやすく、また比較的採用の間口も広いことで企業との一致も多いようです。
事例3【営業事務、進行管理、大学の研究室アシスタント、秘書】
営業をやってみたけれど、自分の性には合わないかも。最前線で自分のノルマ達成を喜ぶよりも、誰かのサポートをしているときの方がイキイキする。という彼女たちが選んだのは、右腕としてチカラを発揮する仕事。周りの人と協力し、人の役に立つことがダイレクトに実感できるのが選んだポイントです。
まとめ
常に相手のニーズと考え、課題解決のためにサービスや商品を提供する営業職。たとえキャリアチェンジによって求められるスキルは変わっても、営業職で体得したはずの相手を思いやる心はそのまま活かすことができます。また、当たり前だと思ってやってきた経験は、ほかの人から見れば素晴らしい価値になるはずです。積み重ねた過去の経験を自信にして、納得のいく転職をしてくださいね。