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仕事で輝く30代になるために!20代でやっておきたい3つの準備

「女の結婚はクリスマスケーキ」

1980年代、こんな言葉があったことを知っていますか? クリスマスケーキも女性も、25日(歳)を過ぎたら価値が下がり、そのうち誰も買わなくなるという意味です。今だったら、セクハラで訴えられること間違いなしですよね。せっかくこんな良い時代になったのだから、イキイキと働く素敵な30代になりたいもの。そのためには、20代の今から少しずつ準備しておくことが大切です。

やらないで後悔よりやって後悔。興味があればとりあえず首を突っ込んでみる

少しでもアンテナが反応したものには、手を出してみましょう。思わぬ転機になるかもしれません。リフレッシュのためにはじめたヨガに夢中になり、会社を辞めてインストラクターになった、なんて話もよく聞きます。

モノにならなかったとしても、自分に適性がなかったとわかるだけでも大きな収穫です。私も事務員だった25歳のとき、手に職をつけたいと思い立ちなぜかパタンナーの学校に入りました。ところが、まったく向いていなくてほどなく挫折。ほとんど何も身につきませんでしたが、サッパリ諦めて仕事に向き合う覚悟ができました。あのとき挑戦していなかったら「本当はこんな仕事はやりたくないのに」と中途半端な気持ちで働いていたと思います。

いつでも転職できる準備をしておく

実際に転職するかは別として、社外でも重宝がられるスキルを身につけておくことが大切です。今の時代、会社がいつまでも安泰という保証はありません。私は、法改正の影響で勤務先の業績が急激に悪化する、日本から撤退して会社自体がなくなる、オフィスが遠方に移転して通えなくなる、という経験を20代後半から30代前半にかけてしています。それ以来、転職しても会社の永続性はまったく信用せず、いつでもどこでも食っていける力をつけようという考え方にシフトしました。

リストラされたある中年男性が、転職活動の面接で「部長ができます」とアピールしたという笑い話があります。社内でのポジション取りに夢中になるのではなく、一人の社会人として自分の価値を高める意識を持っておく必要があるのではないでしょうか。

子育てしながら働けるかをシミュレーションする

初産の平均年齢が30.4歳まで上昇し、特に都市部では20代で出産する人のほうが少ないようです。もし子どもを持つ予定や希望があるのなら、今の職種や会社で子育てと両立できるかをシミュレーションしてみましょう。すでにママ社員がいるのなら、両立のポイントなどヒアリングするのが一番です。

もし長時間残業が常態化していたり妊娠や出産を機に退職を迫る会社であれば、今のうちに転職しておくのもひとつの方法です。そのときに確認しておきたいのが、産休・育休の取得実績だけでなく、子育てをしながら働いている社員の人数や勤続年数です。どうしても妊娠・出産というイベントに目が行きがちですが、いちばん大変なのは、子どもを抱えて働き“続ける”こと。育休取得実績があっても復職後にすぐ退職してしまう人も少なくありません。

まとめ

私たちの体は、食べたものでできています。栄養バランスのとれた食事を続けていれば健康でいられるし、ジャンクフードばかりでは体を壊すのは時間の問題。志向や行動パターンでも、同じことが言えるでしょう。将来に向けて少しずつ意識を変えることが、5年後、10年後に大きな財産となるはずです。