前回、「時間」「保育」の面から検証した、ママにとってのフリーランスというワークスタイル。次は「収入」「仕事の充足」面で検証してみましょう。20代女性にとってはまだまだ先の話かもしれませんが、いずれはと考えるなら華やかに見えるその実態も知っておきたいもの。メリット&デメリット含めて、その働き方をジャッジしてみましょう。
フリーランスは稼げる?
△実力や仕事による
稼いだ利益はすべて自分に流れこみ、一見おいしく感じるのがフリーランス。しかしその仕事やギャラもさまざま。デザイナーを例に挙げても、広告一本作成で何十万というギャラをつけられる売れっ子もいれば、チラシ一枚作成で3000円以下という無名デザイナーもいます。資格もいらない仕事で、実績もないとかなり安い単価になりがち、最近増えている副業ライター的な仕事だと、いろいろ調べながら1000文字の記事を書いて300円なんてザラ。しかし、ライターも指名で仕事が入ってくるような著名人だと一本数万円にもなります。稼げるか、稼がないかは言うまでもなく当人の実力次第なのです。
仕事はたくさんある?
○右肩あがりに増えています
在宅ワーク的な仕事も含めると、フリーランスの仕事はどんどん増えてきています。その職種も、デザイナーやライター、Webディレクターのようなマスコミ系から、エンジニアや法律系の職業までさまざま。これまで築いた関係性からのコネを使う、直接売り込みにいく、ネット上で探す&募集する、など方法も多様にあります。腕とやる気があれば仕事の幅を広げることは充分に可能、キャリアを重ねるうちにギャラもどんどん上がっていくでしょう。
まとめ
総括するとフリーランスというワークスタイルは、他の仕事と同様、さまざまな問題をクリアできれば問題なし。慣れてくれば時間の融通もつきやすく、働くママにとって適しているとも言えます。いまの時代、結婚しても子どもがいても、働き方は無限にあります。選ぶのは誰でもなく自分自身。いずれ訪れる人生の分岐点に備えて、自分の人生プランや夢をまとめておくのは良いことかもしれませんね。