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33歳、希望職種の経験なし…そんな女性が派遣を通じて夢をかなえた方法とは?

誰もが一度くらい「新しい職種にチャレンジしたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。なんとなく「転職は20代が有利」という空気もあり、気持ちばかりが焦ってしまう方も多いはずです。でもそのときネックになるのが、経験がないということ。転職サイトを開いても、経験者の募集がほとんどです。
そんなときは諦めず、派遣社員を経由するのもひとつの方法。今回は、33歳のときに未経験から正社員のライターに転職した私の事例を紹介します。

派遣社員は、夢をかなえる第一歩

私は23歳から10年間、4つの企業を転々としながら事務職やコールセンターのオペレーターをしていました。でも4社目の外資系企業が日本を撤退して失業したことをきっかけに、本当にやりたいことをやろうとライターを目指して転職活動を開始。今まではお金のために嫌々働いていたため、このチャンスに一生続けられる仕事に就きたいと考えました。

ところが現実は厳しく、目を皿のようにして複数の転職サイトをチェックしても、正社員や契約社員の未経験者の募集はほぼゼロ。そこで派遣社員にまで視野を広げると、未経験でも可な募集が! さっそく紹介予定派遣の仕事に応募し、「書くことが好きで、懸賞論文に応募したことがある」「オペレーターもライターも、相手の立場に立って言葉を発するという点は共通している」など、半ば強引に熱意を猛アピール。なんとか採用され、残業や仕事の持ち帰りも厭わず必死に働き、3ヶ月後には正社員に採用されました。
約2年間勤務した後にフリーランスに転身し、現在は仕事と子育てをバランスよくできていると感じています。振り返ると、あのとき派遣社員として業界に潜り込んだことがターニングポイントでした。

一般派遣でもチャンスはある!職歴が増えるとネガティブに捉えないで

たまたま私は紹介予定派遣でしたが、一般派遣からでも正社員になるチャンスは充分あります。派遣社員として経験を積み、それを武器にステップアップのための転職をする方法です。

もしかしたら、「職歴が増えるとマイナスな印象になる」と、一時的に派遣社員になることに抵抗があるかもしれません。でも転職の理由をしっかりと説明できれば、職歴が一社くらい増えたことところで大勢に影響はないでしょう。「どうしてもやりたい仕事があって、派遣社員からキャリアをスタートした。今後はそれを活かしてワンランク上の仕事に挑戦したい」という理由であれば、企業によっては熱意を評価してくれます。むしろ私なら、“職歴が多い=悪”と単純に判断する企業は、こちらから願い下げです。

派遣社員は英語で“temporary employee”。直訳すると、“一時的な従業員”です。派遣社員をその場しのぎの仕事とネガティブに捉えるか、夢をかなえるためのステップと考えるか。これだけで、キャリアの選択肢は大きく広がるのではないでしょうか。

まとめ

メディアでは、雇用の不安定さや派遣切りなど、ネガティブな側面ばかりがクローズアップされています。でも、意識次第で自分の道を切り拓く手段になるのが派遣という働き方。派遣社員での経験がキャリアの転機になった私としては、もっとプラス面に目を向けてほしいと思います。