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フリーランスという仕事は働くママに本当にピッタリか?を徹底検証!①

さまざまな業界で女性の活躍が目立つ昨今。その働き方も多様になり、正社員、アルバイトだけではなく、派遣や業務委託、さらには結婚&出産を機にフリーランスになろう!というアグレッシブな女性も増えてきています。確かに時間の自由が利かないママにとっては定時出勤がないフリーランスは最適、魅力的な仕事にうつるかもしれません。でも実際のところ、本当にそのワークスタイルはママにピッタリなのでしょうか?昨今よくうたわれるフリーランスのメリット、それは果たして本当に「おいしい」のか?実際に働くママ目線で徹底検証してみましょう。

広がってきているフリーランスという働き方

昔は“フリーランス”といえば、デザイナーかはたまた新聞記者か。いずれもかなりの経験を積んだベテラン、でも企業に属したり集団の中で仕事をするのが嫌いな一匹オオカミ的な人が仕事をしているイメージがありました。(え?古い!?)しかし、インターネットの普及が進み、ダイバーシティ経営が浸透しつつある昨今では働き方も多様性を極め、通勤が困難な人も自宅での勤務を可能にしたり、フリーランスへの道のりをサポートする企業も増えてきています。フリーランスへのハードルも下がり、「フリーで働くぞ!!」と気負わなくても、男女年齢問わず、気づけばそうなっているという人も多いという時代なのです。さて、ここからその実態を紐解いていきましょう。

時間が自由に使える!

△ずらせない仕事もあり
子持ち女性が働く上でのいちばんのネックが働く時間に制限があること。お迎えによる時短勤務や、子供の病気による急なお休みもあるでしょう。そんな時でも定時出社のないフリーランスなら自由に休める!なんて考えるのは少々安易。仕事には締切があり、はずせない打ち合わせが入っていることだってあります。昼の看病を終えて子供が就寝後に徹夜で仕事、先方に謝って打ち合わせをずらしてもらう。フリーランスは出社定時がない分、24時間仕事に定時はないのです。と、少々厳しいことを書きましたが、仕事量もある程度自分でコントロールできるのでまとまった時間子供と遊んであげたり、余裕をもったタイムスケジュールを組むこともできるなどメリットもたくさんあります。

激戦の保育園問題から解放される!

×託児先は必ず必要
東京都内在住でフリーランスで仕事をしようと考える女性がまず最初にぶつかる問題がこれ。大まかな保育園入所の優先順位は正社員フルタイム>契約社員>アルバイト&パート>フリーランスです。(もちろんケースバイケース)東京近郊であれば子供を保育園に入れることはまず不可能。かといって小さな子供を見ながら仕事をするのも無理(小学生くらいになればなんとか可能)。となると、託児所を探さなければなりません。公立の保育園の一時保育であれば2000円~4000円ほどで4時間~6時間ほど預かってくれます。しかし、年齢制限や人数制限もありあまり確実とはいえません。いつでも預かってくれるとなると無認可保育園利用、金額は5000円~と公立の倍以上かかります。シッターさんという手もありますが、金額はさらにかさみます。つまり仕事があっても預け先がないという事態になりがち。このような問題から、フリーランスとして働くのは幼稚園に通える年齢になってからと考える人も多いようです。

まとめ

なかなか厳しい面も見えてきた「フリーランスという働き方」。もちろんメリットもたくさんあります。次回は「収入」「仕事の充足」面を徹底検証していきましょう。