アイドルへの「好き」と恋愛の違いは?ドルヲタでも素敵な恋愛を!

アイドルへの「好き」と恋愛の違いは?ドルヲタでも素敵な恋愛を!

アイドルへの「好き」と恋愛の違いは?

「アイドルオタク(ドルヲタ)」というと男性ファンが多いというステレオタイプもありますが、最近では女性のドルヲタも増えてきているように思います。ジャニーズ、K-POPavex系、ボーカル&ダンスグループ、ご当地アイドルグループ、俳優系……。さまざまなジャンルの男性アイドルたちが世に出始め、ファンも多様化してきているのではないでしょうか。

 

しかし、日常的にイケメンを見ているドルヲタたちにとって、満足のいく恋愛がなかなか出来ないのは共通の悩みではないでしょうか。「イケメンじゃないと好きになれない!」と思ったり、アイドルたちにのめり込みすぎてアイドルへの「好き」と、恋愛の「好き」の区別がつかなくなってしまったり……。「ちょっとイイかも!」と思った男性と、好きなアイドルをつい比べてしまうなんてこともあるかもしれませんね。

 

「ドルヲタ」と言ってもライト層からヘビー層までさまざま。お茶の間で応援したり、CDDVDを買って応援したりするのがライト層。ライブに行ったり、雑誌やネットニュースの細かなところまでチェックしたりするのがミドル層。全国各地のライブ会場に足を運んだり、随時新しい情報がないかチェックし続けたりするのがヘビー層。今回はこんな風にドルヲタを階層別に分け、ありがちな恋愛系お悩みについて考えてみたいと思います。

アイドル好き<ライト層>の恋愛系お悩みとは?

「ヲタ活が楽しすぎて&充実しすぎて、恋愛に興味が持てない。」

 

この気持ち、痛いほど分かるドルヲタさんは多いのではないでしょうか。イケメンを見て仲間たちとキャーキャー騒ぎ、時にはカラオケルームを貸し切って仲間たちとDVD鑑賞会をしながら、思う存分騒ぐ。楽しくないはずがありません。

 

こうして出演しているTVをチェックしたり、DVD鑑賞をしたりするだけで、トキメキやドキドキは好きな時に好きなだけ補充できますから、恋愛をする必要がなくなってきてしまうのです。とはいえ、ヲタ友以外の友だちから彼氏の話を聞くとちょっと羨ましく感じてしまうもの。

 

そんな方におすすめしたいのが、「ヲタ友と一緒に婚活パーティーや街コンに参加する」という方法。ヲタ友と一緒に参加すると「あの人◯◯君にちょっと似てない?」、「やだ、あの人爆イケなんだけど!」という会話が弾みます。そのやり取りが楽しいがゆえ、「また参加してみよう」となりやすくなるはず。まずは、「リアルでの推しメンを探す」くらいの気持ちで参加してみるのも良いかもしれません。無理やり恋愛をしなくても構いませんが、恋愛ができる環境に身を置いておくことがポイントなのです。

 

行ってみたいオシャレスポットで開催されるお見合いパーティー、みんなで楽しめそうな企画がある婚活パーティー、気軽に参加できる近所で開催される街コン……。最近では、様々なテーマ設定がされている婚活パーティー・街コンがありますので、まずは好きなものに参加してみましょう。慣れてきたら、参加する婚活パーティーや街コンに工夫してみるのも楽しいかもしれません。こんなテーマのイベントはいかがでしょうか。

ターゲットドンピシャのお見合いパーティー。ネット上では賛否両論あるようですが、やはり美しい男子を見るのは眼福のひと時です。ヲタ友とワイワイ参加するだけでも楽しそうです。

食わず嫌いはよくありません! 年下の男子というだけで無条件にかわいく感じ、癒される……はず。年上にはない良さを見つけて、キャーキャー騒ぐのもオツです。

アイドル好き<ミドル層>の恋愛系お悩みとは?

「彼氏が欲しいのに、現実の男性と好きなアイドルと比べてしまう。」

 

イケメンで歌がうまくて、ダンスもできる。ファッションだってバッチリ。甘いセリフも言ってくれる。そんなアイドルたちは、「完璧人間」とも言えます。女子たちが夢中になるのも至極まっとうなこと。しかし、そんな完璧人間であるのは「アイドルだから」ということを忘れてはいけません。

 

もちろん、女子の理想を具現化したようなアイドルを「好き!」「カッコイイ!」と思って、疑似恋愛を楽しむのは何の問題もありません。しかし「彼氏が欲しい」と心から思っているのなら、アイドルと現実を切り分けて考える努力が必要です。というのも、アイドルへの「好き」と恋愛の「好き」は似て非なるもの。分かりやすく言い換えれば、アイドルへの「好き」は、恋愛の「好き」はなのです。

 

ここで、「恋」と「愛」という言葉の意味をもう一度おさらいしてみましょう。

  • こい[こひ]【恋】

特定の異性に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。

  • あい【愛】

異性をいとしいと思う心。男女間の、相手を慕う情。個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。他社を自分と同じようにいつくしむこと。

 

いずれも相手に対して思いを寄せている状態ですが、愛の場合は愛情がより深いと言えそうです。それが、アイドルへの「好き」=、恋愛の「好き」=と定義付けた所以です。例えば、いくら「アイドルが好き」と言っても、知らず知らずのうちに見返りを求めていませんか。

 

例えば、コンサートのチケットを申し込めば、当然当たって欲しいですし、天井席よりも神席がいいですよね。CDを複数枚買うのも特典がほしかったり、握手会に何度も参加したかったりするからではないでしょうか。一方、本当に好きになった彼氏やパートナーに見返りを求めることは少ないはず。これが2つの「好き」の違いなのです。混同しないように自分の頭を整理しつつ、2つの「好き」を楽しみましょう。

アイドル好き<ヘビー層>の恋愛系お悩みとは?

「推しメン=好きな人……、現実の男子に目がいかない。」

 

ドルヲタにどっぷり浸かると、不思議なものでアイドルへの「好き」と恋愛の「好き」の境目がなくなってくるケースもあります。例えば、握手券も特典もないCDを大量に買って周りの人たちに配ったり、ネット上に出回っているイベントやコンサートチケット(転売はいけません)を買い占めて、空席が出ないように周りに配ったり、アイドルへの「好き」が無償の愛にまでなっている状態です。

 

ここまで来てしまった人は、無理して恋愛をする必要はないと思います。というのも、婚活に行っても、合コンに行っても、友だちに男子を紹介してもらっても、いつも頭の中に好きなアイドルがいるから。この状態は、いわば彼氏がいる女子と変わらない状態。大好きな彼氏がいる時に合コンに行くと、浮気をしているわけではないけれど罪悪感に苛まれたり、常に頭に彼氏の顔が思い浮かんだり、心ここにあらず状態になりますよね。

 

それと同じ現象が起きるのです。「アイドルの◯◯君が好き」という姿勢を貫くのも、ひとつの在り方です。「この人が心の底から好き」と本当に思える人が現実に現れるまで、気長に待ってみてください。どうしても現実で恋愛がしたい方は心を鬼にして、アイドルに対する想いもグッズも全て捨て去り、強制的に恋愛をする環境を作り出すしかないのかもしれません。

アイドル好きでも、恋愛を楽しもう!

正直に言って、好きなアイドルと真剣に付き合える可能性は限りなくゼロ。一々言葉にするのがおこがましいくらい、ドルヲタである皆さんはその事実を認識しています。それを知っている上でアイドルに突っ走るのも良し、現実に踏みとどまるのも良し。しかし、少しでも「恋愛がしたい」「結婚したい」という気持ちがあるのなら、少しだけ「アイドル好き」にブレーキをかけることを検討してみては? 大丈夫です、現実で恋愛をしてもアイドルへの愛情は変わりません。2.5次元でも、3次元でも、幸せな気持ちを手に入れましょう。

 

こいとり~アイドルへの「好き」と恋愛の違いは?ドルヲタでも素敵な恋愛を!~

 

参考サイト:

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