全国展開をしている企業に勤める人にとってなんとも気がかりなのが“転勤”。まだ若くて独身という場合は身軽なために、遠方に飛ばされることも珍しくありません。しかし、いくらひとり身といえど恋人がいる可能性も大いにありますよね。ちょうどこの春に「彼が転勤になり遠距離恋愛になってしまった!」という人もいるのではないでしょうか。頻繁に会うことができない遠距離恋愛で心配なのは、やはり「関係を続けられるかどうか」ということ。では、どうすればうまく続けられるのか? 結婚相談所『楽天オーネット』のアンケートをもとに考察してみましょう。
こまめにコミュニケーションをとる
25歳から34歳の男女計224名に行なった意識調査で、遠距離恋愛で一番心配なことの第1位にあがったのは「気持ちのすれ違い」。会う機会が減る分、会話やスキンシップも減りがち。直接会って話せば埋められる小さな疑問や心の隙間も、遠距離恋愛だと解消するのが難しくなり、気持ちのすれ違いや溝もどんどん深くなっていきます。これを解消するにはやはり話をするのが一番。会うのが難しければ電話でも良いので、小さな疑問や不安もその都度きちんと解決するようにしましょう。
会う際の交通費は男性が多めに負担する
遠距離恋愛で一番心配なことの2位が「交通費」。距離が離れるほど、お互いに会うための交通費はかさみます。いくら会いたくても一回会うのに交通費だけで往復20000円とか飛んでしまうとかなりキツイですよね。しかも「交通費がキツイ」と答えた人は男性より女性の方がやや多め。きっちり割り勘でも良いですが、可能な限り男性が少し多めに払ってあげる方がより良い関係性が築けるかもしれません。
相手を信じる
最後にあがったのがやっぱり「浮気」。実際に会って話しができない状況はどうしても疑心暗鬼になりがち。しかし、一度疑い始めたら終わり。相手が電話に出ないと「他の女性と会っているんじゃないか!」と出るまで何十回もかけてしまったり…。そんな暴走は相手の心を遠ざける原因になりかねません。好きならば相手を信じる、これも遠距離恋愛を成功させるのに必要なコツのひとつ。あまり思いつめずに、離れている時期を利用して資格の勉強をするなど、恋愛以外に打ち込める何かを作るのも良いかもしれません。
まとめ
難しいことも多い遠距離恋愛。しかし、アンケート内では男女ともに全体の半数以上が「遠距離恋愛になっても交際を続けたい」と答えています。なかには「自分の時間が持てたり、相手のことをさらに考えられるようになった」という声も。遠距離のメリットもふまえ、「前向きに、楽しみながら」お付き合いする。それこそが一番のコツかもしれません。
取材協力:楽天オーネット
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