ハイボールだけなんてもったいない!ウイスキー女子オススメの楽しみ方~入門編

ハイボールだけなんてもったいない!ウイスキー女子オススメの楽しみ方~入門編

ライム&ウイスキー

女子ツク!読者のみなさんはウイスキー、お好きですか?こうたずねると、筆者のまわりの女子諸君からは「ハイボールしか飲んだことありません」っていう答えが多く返ってきます。一方、筆者は社員旅行で編集長が持ってきたイチローズモルトをひと口飲んでみたら激ハマりしたのがきっかけでウイスキーに取りつかれ、さまざまな銘柄を飲んでは酔いが回って銘柄を忘れるという生粋のストレート派。そして、あれよあれよという間に行きつけのBARをつくり、いまや自宅リビングにはお気に入りのウイスキーボトルが並ぶ生活を送っている大のウイスキー好きです。とはいえ、ウイスキー歴はたったの2年。その2年のあいだにウイスキーの奥深さに感銘を受けました。そんな筆者が“女子にもっとハイボール以外でもウイスキーを楽しんでほしい”というなかば自分勝手な野望のために、今回は家でできる初心者向けのウイスキーの楽しみ方をご紹介します。

小さめのボトルを買ってみる

ウイスキーボトル

何はともあれ、ウイスキーが家にないと始まりません。とはいえ、よく知りもしないお酒の大きなボトルをドーンと一本買うのは抵抗がありますよね。そこでオススメなのが350mL前後の小さめボトル。販売している銘柄は限られますが、最初はクセの少ない「ジャックダニエル」や「ブラックニッカクリア」から始めてみるといいでしょう。コンビニやスーパーでも売っているので手に入れやすいです。筆者のイチオシはコンビニ限定で販売しているサントリーの「ティーチャーズセレクト」ですが、若干スモーキーフレーバー(煙くさい香り)があります。こちらはウイスキーに慣れてきたら飲んでほしい1本です。

とにかく割って美味しいと思う飲み方を探す

ウイスキー

ウイスキーはものによっては50度を超えるアルコール度数の高いお酒。いきなりストレートというのは、アルコールがキツ過ぎて香りや味わいどころじゃないはず。最初は何かで割ってアルコール度数を抑えつつ、ほんのりウイスキーの香りが感じられる美味しい飲み方を探すのがオススメ…ですが、だからといってハイボール一択では芸がありません。世の中には色んなウイスキーの飲み方があるので、試してみてください。

■コーヒーやバニラとあわせてみる

アルコールがきつく味わいが苦手という方は、ウイスキーとコーヒーの甘いカクテル「アイリッシュコーヒー」や、サントリー公式ブログにも載っているバニラアイスにウイスキーをかけた「ウイスキー・オン・ザ・アイスクリーム」などで、ちょっぴりウイスキーの存在を感じてみましょう。コーヒーの香ばしさやバニラの甘みとウイスキーのフレーバーが調和していることに気づくはず!

■フルーツ(果汁)で割る

甘夏

何となくウイスキーの香りや味がわかっているなら、フルーツで割ってみてください。割り材として筆者がよく使うのは、オレンジなどの柑橘類。ノーワックスや無農薬のものであれば、果汁で割ったあと、果皮を添えたりもします。また、凍らせた実を適度な大きさに切って、氷代わりに入れるのも良いですよ!筆者は今年、湘南ゴールドの小さな実でやりました。また、甘夏もオススメ。柑橘類の中でも、甘夏のさわやかな甘さはウイスキーと相性が良いので試してみてください。

■水割りやロックにチャレンジ

水で割ったウイスキーは、ハイボールのシュワシュワ感がない味…というと、あまりおいしくなさそうに思いますが、この飲み方で楽しめるのは“香り”と“味の特徴”です。ウイスキーは少し水を加えると香りが開きやすく、味もストレートよりまろやかになります。口に含んでどんな香りがするか、舌で転がしたときと飲んだ後の味わいはどんな感じか…など、ゆっくりと楽しんでみてください。そのうち、何となくりんごっぽいとか、ナッツっぽいとか香りにぼんやりイメージがついてくると思います。その特徴をつくっている香りを楽しむことで、ウイスキーに慣れてくると思います。

【まとめ】

個人的にもっと増えてほしいウイスキー女子(“モルト女子”ともいいます)。ここまで女性がチャレンジしやすいハイボール以外の楽しみ方をピックアップしてきましたが…暑い夏はやっぱり美味しいよね、ハイボール!ということで、最後にバーテンダーから聞いた美味しいハイボールのつくりかたをご紹介します。

(1)グラスいっぱいに氷を入れる
(2)入れた氷の高さくらいまで水を入れる
(3)マドラー(なければ箸)で20回ほどかき回す
(4)水を捨てる
(5)ウイスキーを注いで60~70回ほどかき回す
(6)炭酸水を入れ、氷を持ち上げるようにして1回混ぜて完成

最初にグラスへ入れた氷の温度を水で慣らすのがポイントです。若干面倒ですが、香りの立ち方が違うのでお試しあれ。慣れてくると無意識にやるようになります(筆者経験談)

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