
痩身・ダイエット施術の種類5選|通院頻度や料金相場も徹底解説
痩身エステでキレイにダイエットしたい——
でも、キャビやラジオ波、EMSなど横文字が多すぎて選び方がわからない!
そんな20〜30代の美容ビギナーさん向けに、エステサロンで受けられる代表的な痩身施術5種類を徹底解説します。施術のしくみ、通う頻度、ダウンタイム(体への負担)、そして気になる料金まで網羅したので、この記事だけで“自分にベストな痩身メニュー”を見つけられますよ。
① キャビテーション
施術概要
キャビテーションは40kHz前後の低周波超音波で脂肪細胞に微細な空洞化現象(キャビテーション)を起こし、細胞膜を振動・破裂させて中性脂肪を遊離させる施術です。破壊された脂肪はリンパを介して老廃物として排出されるため“切らない脂肪吸引”と呼ばれる人気メニュー。
通院頻度
- 週1回ペースで5〜10回が基本
- その後は2〜4週間おきのメンテ通いでサイズをキープ
ダウンタイム
メスも注射も使わないため施術当日から入浴・メイクOK。まれに施術部位が赤くほてる・軽い筋肉痛になることがありますが1〜2日で自然消失します。
料金相場
- 都度払い:1回(30〜60分)1.5万〜2.5万円
- 回数券:6回で8万〜12万円が目安
ポイントまとめ
- 部分痩せ◎:太もも・お腹・二の腕のセルライト対策に強い
- 痛みゼロ:温かいマッサージ感覚なので初心者でも怖くない
- 即効性△:1回で−2〜3cm変化もあるが定着には複数回が必須
② ラジオ波(RF)
施術概要
ラジオ波(Radio Frequency)は肌深部に高周波電流を流し、43℃前後に加温することで脂肪燃焼とコラーゲン再生を促す施術。脂肪の柔軟化→老廃物排出+肌引き締めの両方を狙えるため「痩身と美肌ケアを同時に叶えたい」人から支持されています。最新機器ではマルチポーラ式やモノポーラ式など複数の電極タイプがあり、体感温度はホットストーンのような心地よさ。
通院頻度
- 週1回×4〜6回で土台作り
- 効果キープ目的は月1ペース
ダウンタイム
RFは表皮を傷つけないのでノーダウンタイム。施術直後は発汗により体がポカポカしますが、赤みが出ても数時間で治まります。妊娠中・ペースメーカー使用中の方は受けられません。
料金相場
- 1回(40分)1万〜2万円
- 10回コース:10万〜15万円
ポイントまとめ
- 冷え性改善&代謝UPでリバウンド予防
- 痛みほぼなし、温めマッサージ感覚
- 妊活・金属類インプラントがある場合は要相談
③ EMS/HIFEM(電磁痩身)
施術概要
EMS(Electrical Muscle Stimulation)やHIFEM(High-Intensity Focused Electromagnetic)機器は、筋肉に電気または電磁パルスを与えて強制的に超高速収縮させます。
腹部30分で腹筋約2万回相当の運動効果を得られるとされ、脂肪燃焼+筋量アップによるシルエット改善が期待できます。
通院頻度
- 推奨プロトコル:週2回×2週間(計4回)
- その後は月1〜2回で維持
ダウンタイム
外科的侵襲ゼロ。施術後に筋肉痛を感じる程度で、生活制限なし。極度の筋肉疲労・生理中の腹部施術などは避けましょう。
料金相場
- 1回(30分)2万〜4万円
- 4回セット 7万〜12万円
ポイントまとめ
- 基礎代謝アップで「太りにくい体」に変革
- 脂肪細胞を直接壊すわけではないので大幅減量よりボディメイク向き
- 筋トレが苦手でも“寝たまま”OK
④ サロンHIFU(高密度焦点式超音波)
施術概要
医療HIFUより出力を抑えたサロンHIFUは、超音波エネルギーを皮下1.3〜1.6cm深層で集束させ脂肪細胞を熱変性させる“切らない部分痩せ”技術。ただし出力が低く安全に配慮されている一方、効果実感には複数回が前提。厚生労働省はHIFU機器の安全性について「合併症リスクがゼロではない」と注意喚起を行っています。
通院頻度
- 2〜4週間おきに3〜5回
- 以降は半年に1回目安でリタッチ
ダウンタイム
表皮を傷つけないためほぼ無し。軽い赤み・チクチク感は数時間で消失。極稀に軽度の火傷・神経痛が報告されるため、医療従事者常駐サロンや医師連携サロンを選ぶと安心。
料金相場
- 小面積(顎下・二の腕)1回 1万〜3万円
- 腹部全体 1回 3万〜6万円
ポイントまとめ
- 少回数でもサイズ変化を狙える高出力メニュー
- 医療HIFUよりマイルドなので痛みは少なめ
- やけどリスクを踏まえ施術実績豊富な店舗で
⑤ ハンドリンパドレナージュ/オイルマッサージ
施術概要
セラピストの手技でリンパ節に沿って老廃物や余分な水分を流し、むくみを軽減する王道痩身メニュー。オイルマッサージはリラックスと血行促進効果も高く、研究では脚周径の有意な細径化が報告されています[5]。
通院頻度
- むくみケア:週1ペースで3〜4回
- 体質改善:月2回を継続
ダウンタイム
機械を使わないためダウンタイムなし。
強圧すぎる施術は内出血を招く恐れがあるので「痛気持ちいい」程度がベスト。
料金相場
- 全身60分 8,000〜12,000円
- 脚集中30分 4,000〜6,000円
ポイントまとめ
- リラクゼーション×むくみ改善で“見た目−1〜2kg”を狙う
- 脂肪細胞を減らすわけではないので食事管理と併用必須
- 冷え・睡眠の質向上など美容+健康メリットも
まとめ|自分に合った痩身プランで“理想ボディ”へ
本記事で紹介した5施術はすべて切らずにサイズダウンを目指せる人気メニューですが、得意分野は微妙に異なります。
- 落ちにくい脂肪細胞自体を減らしたい ▶ キャビテーション/サロンHIFU
- 冷え&セルライトを柔らかくして燃焼効率UP ▶ ラジオ波
- 筋肉量を増やしてリバウンドを防ぎたい ▶ EMS/HIFEM
- むくみ体質・ストレス太りをケア ▶ ハンドリンパドレナージュ
痩身はダイエットの頼れる味方ですが、運動・食習慣・睡眠という“三本柱”の改善なしに完璧な結果は得られません。
サロン選びでは①カウンセリングの丁寧さ ②料金体系の明瞭さ ③機器の安全性をチェックし、気になる施術は必ず体験コースで相性を確認しましょう。あなたのライフスタイルにフィットしたプランで、無理なく続く“愛されボディ”を手に入れてくださいね。