女性に人気の職業ランキングTOP10!人気の仕事に就くためのポイントも解説

女性に人気の職業ランキングTOP10!人気の仕事に就くためのポイントも解説

人気の仕事ランキング

女性のための求人サイト『エンウィメンズワーク』を運営するエン・ジャパン株式会社が「仕事選び」に関する調査を実施。697名のアンケートによって女性が選ぶ人気の職業TOP10が明らかになりました。どのような仕事が人気なのか。今就いている仕事はあるか。やりたい仕事はランクインしているか。気になる人はぜひチェックしてみてください。

女性に人気の職業ランキングTOP10

10位 貿易事務/WEB系クリエイティブ

貿易事務

貿易事務は、輸出・輸入に関する事務的な業務を行なう職種です。貿易書類の作成・確認、荷物の出荷・輸送、通関等の手配、納入管理など、貿易業務において重要な役割を担います。ほかの事務職より専門性が高く、一定の語学力がなければ採用されることが難しい職種のひとつでもあります。

一方、WEB系クリエイティブは、WEBサイト制作やWEBコンテンツ企画などに携わる仕事です。職種で言えば、WEBデザイナーやWEBディレクター、ECサイト運営などが挙げられます。こちらもWEBに関する専門的な知見が求められますが、未経験OKとしている企業も多いので、経験がなくてもはじめやすい職業です。

9位 秘書

秘書

忙しい上司に代わってスケジュール管理や来客対応、電話・メール対応、申請書の作成等の事務的な作業を行ないます。秘書と言うと一般的には社長秘書をイメージしますが、企業の規模などによっては、会長秘書や役員秘書などのポジションもあります。狭き門というわけではなく、経験がなくても内定を獲得できることもあるので、興味があればチャレンジしてみるといいかも?!

8位 受付/英文事務/企画・マーケティング

受付

受付は会社やショッピングモールのエントランスで、来訪者応対や電話対応といったインフォメーションサービスに従事します。会社の顔として来訪者と一番最初に顔を合わせ、ダイレクトに感謝されたりするので、やりがいは接客業の中でもトップクラスです。

また、英文事務は通常の事務作業に加え、会議資料やマニュアル、契約書といった書類の翻訳を行ないます。企業によっては通訳を行なう場合もあります。海外企業との取引が多い企業や、外資系企業で活躍が期待されます。

そして企画・マーケティングは、世の中の動きをリサーチし、それに合わせた販売戦略や店舗開発などを行なう仕事です。ですが、転職サイトでこの職種を検索すると、ありとあらゆる仕事が次々ヒット。アパートに適した土地をリサーチして買い付ける、占いサイトの売り上げ拡大のためのコンテンツを企画する、香料の販路を拡大するなど、「こんな仕事もあるの!?」と思う求人がたくさん。実務経験がなくても、知識や興味のあるジャンルならチャンスがあるかも!?

7位 CAD等、技術系

CAD

CADは、主に図面設計の際に使われるツールです。プロダクト製品をつくるときは、明瞭な図面が欠かせません。そうした図面をCADで作成したりします。一般的には製造業や建築業で利用されますが、最近では3Dプリンターが広まってきたことで、一般ユーザーにも使われるようになってきています。使用経験があるなら選考で有利になる可能性も?!

6位 医療・介護系

介護

人の命を救ったり、高齢者の身の回りの世話を超えて自立を支援したりと、医療・介護系も女性に人気の職業のひとつです。具体的な職種としては、医療系では看護師、准看護師、看護助手、介護系では介護スタッフ、介護福祉士、ケアマネージャー、ホームヘルパーなどが挙げられます。医療・介護系の職種はさまざまで、中には資格がいらないものもあります。人のためになる仕事をしたい、という人にはぴったりの職業だと言えます。

5位 編集・DTP等その他クリエイティブ

編集

編集は、出版本や雑誌、WEBサイトなどに掲載する記事を企画から掲載まで管理する仕事です。世に出すコンテンツの管理を一手に担うため、責任感とともにやりがいも大きなものとなります。また、DTPはPC上で印刷物を制作する職業で、ポスターやチラシ、イラスト、写真、原稿などのレイアウトをおこない、デザインを制作します。

4位 経理・財務・会計

経理

一般事務と同様、どこの会社でも必要とされる職種です。女性はライフステージの変化で転居せざるを得ないこともあるため、あらゆる場所で働ける仕事は人気が高いですね。ただし、小さな企業だと、経理以外の仕事を任されることも。場合によっては、経理、人事、総務をすべてひとつの部署で兼任することも…。

3位 営業事務

営業事務

営業を強みとしている会社では欠かせない職種です。営業をバックオフィスで支え、会社の売上に貢献します。その働きから“縁の下の力持ち”と言われます。一般的には事務業務に従事しますが、会社によっては営業のスケジュール管理や、クライアントとのやりとりなどの業務も発生します。いわゆる“何でも屋さん”になることが多いようです。

2位 総務・人事

総務人事

総務は会社の円滑な運営を支える職業です。一般には必要でありながらも専門部署を設けられない業務をおこないます。ですが、会社によっては他部署の業務を行なうこともあります。また、人材の採用から育成まで担い、会社の発展を支える人事とひとまとめにして、職種を「総務人事」としている企業も多いです。社内の人たちから感謝される仕事であるため、抜群のやりがいを感じながら働けます。

1位 一般事務

一般事務

事務職の王道ともいえる一般事務が堂々の1位。パソコンスキルが活かせる、どこの企業にも必要な職種で選択肢が多いなどのメリットがあります。ですが、ひとことで一般事務と言っても、業務内容は会社によってかなり異なります。黙々とパソコンに向かう仕事もあれば、電話応対や来客で人接する時間が多い仕事も。バリエーションが豊富なのも、人気の秘密かもしれませんね。

一般事務になるには?未経験から事務職に転職するのは難しい?

女性に人気の職業に就くためには?

女性に人気の職業に就くためには、まずその職業に関する情報収集が重要になります。

資格は必須か。あったら便利な資格はあるか。どんなスキルが必要か。未経験でもはじめることはできるか。などなど、その職業に就くために必要な情報を集めましょう。

たとえば、堂々の1位であった一般事務は、資格不要で未経験でもはじめられる仕事です。しかし、事務職の応募条件には、しばしば「ワード・エクセル初級」「パワーポイントができる方歓迎」といったことが書かれています。そうしたときに、ワードやエクセルのスキルを証明する資格MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)を取得しておけば選考が有利になるかもしれません。

また、TOEICなどの得点が履歴書に記載できるほどのものであれば、貿易事務や外資系銀行などへの転職もしやすくなります。このように、情報収集によって就きたい職業に関係している資格やスキルがあるのであれば、事前に習得しておくと選考を有利に進められます。

そしてもうひとつ、面接対策をしておくことも人気の職業に就くときのポイントです。いくら資格を取っても、スキルを習得しても、実際に入社しなければ意味がありません。企業ごとの面接の特徴をリサーチし、内定獲得を目指しましょう。必要であれば転職エージェントも利用し、希望の職種の求人を出している企業の面接の傾向を教えてもらったり、模擬面接をしてもらったりするのもおすすめです。

転職活動で活用したい「企業の口コミ」サイト

転職活動では選考に望む企業の情報を収集することが基本です。そのためにコーポレートサイトをチェックしたりすると思いますが、そうした媒体での情報収集では、企業風土や職場環境、人間関係、人事制度といった情報まで知ることは中々できません。企業のリアルの情報を知りたいときは企業の口コミサイトを参考にしてみるといいかもしれません。転職活動で活用したいサイトを2つご紹介します。

転職会議

転職会議

転職会議には、世の中にある転職サイトや転職エージェントで掲載されているほとんどの企業の口コミがあります。それらの口コミは、会員登録(無料)で48時間閲覧することができます。また、在籍した企業の口コミを投稿すれば、閲覧期間が最大90日に。気になる企業の内情を知りたいときに最大限活用することができます。

Open Work(オープンワーク)

open work

転職会議と同じで、求人サイトや転職エージェントで公開されている大体の企業の口コミが投稿されています。それらの口コミは、「Web履歴書の入力」または「会社評価レポートの回答」が必要になります。ただし、月額課金で口コミを閲覧することもできます。この場合、決済当日から1ヶ月間が閲覧できる期間となります。

人気の職業が適職とは限らない

人気の職業を見ると、その職業に就きたいと思ってしまいがちです。

しかし人気だからと言って、その職業があなたにとってぴったりとは限りません。満足行く仕事に就くためには、自分の志向性や、やりがいを感じられるポイントなどを理解したうえで、職業を選ぶ必要があります。

つまり、徹底的に自己分析をおこない、自分の理想に近い職業に就くことが重要になるわけです。転職をする際は、人気の職業に自分の理想を近づけるのではなく、自分の理想に近い職業を選ぶと◎!

まとめ

同じ職種名でも、仕事内容は会社によってさまざま。たとえば「貿易事務」も、国際物流企業の輸入業務とメーカーの輸出業務では、仕事内容は全然違います。一般的なイメージとはかけ離れているかもしれません。もし転職を考えるときには、職種名だけでなく具体的な仕事内容を面接や求人票でしっかり確認しましょう。

※ランキングは『エンウィメンズワーク』「仕事選び」についてより

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