ついつい惑わされてしまいがち!?面接で気をつけたい高スペックの落とし穴!

ついつい惑わされてしまいがち!?面接で気をつけたい高スペックの落とし穴!

面接

応募者の履歴書に書かれている学歴や職歴、資格などが超ハイスペック!そんなとき、採用担当としてはついつい目がハートマークになっちゃいませんか?「えーどうしてウチにこんなすごい人が!?」とか「これは逃がしてはいけませんよ千載一遇のチャーンス!」みたいな肉食系女子の血(?)が燃えさかったりして。いやいやそんなときこそアタマをクールに。よーく考えないと落とし穴があったりしますよ…。

学歴の落とし穴

学歴で人を判断する人はさすがに少なくなっていると思いますが、それでもいわゆる「T大」とか「K大」なんていうと「おおーっ」と応募書類の前で目が輝いてしまいがちですよね。そうでなくてもベンチャーや中小の場合「A学院」や「W田」「KO」なんてブランド銘柄に弱いのも事実。ただしひとつ気をつけたいのが在籍期間です。留年が悪いとは言い切れませんが、それでも理由が知りたいですよね。あと就職できなくて大学院に、というケースも増えているようです。そのあたり面接でもれなく確かめましょう。

職歴の落とし穴

名だたる大手有名企業から名も無きベンチャーや中堅中小への転職…まるで民間版天下りのようですが、チェックすべきポイントは「新卒か中途か」と「入社年」です。経験者を求める中途に比べて新卒はある意味学歴とポテンシャルで採用されがち。さらに入社年からは何を読み取るかというと、景気の波です。好況で完全なる売り手市場のときはどうしても企業の採用基準がゆるくなりがち。そのときに採用された人材は不況時の難関をくぐり抜けて入社した精鋭に比べるといまひとつ…ということもなくはないです。

資格の落とし穴

中堅中小企業にも迫り来るグローバル化の波。ぐるりと社内を見渡してみると…うーん、ネイティブで話せるような顔ぶれはいないなあ…なんていう時、応募者の履歴書に燦然と輝く「TOEIC900点」!キャーこの人採用!なんてテンションが上がるのをちょっと抑えて。語学に限らず資格を持っているからといって仕事で通用するほどの実力があるとは限らないのです。かくゆう筆者も過去、スコア950点という人材を採用したものの、国際電話では「…Yes,……No,」しか喋れないという苦い経験が(涙)。

ハイスペック人材が応募してきたときは必ず何か裏がある、ぐらいの慎重さでもって採用に臨むのでちょうどいいのかも知れません。嗚呼…どんどん人間不信に!?いやいやそれが人事のオシゴトですから!

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