恋の伝道師にらさわあきこVol.2~年上の彼との連絡頻度に悩むあなたへ~

恋の伝道師にらさわあきこVol.2~年上の彼との連絡頻度に悩むあなたへ~

恋の伝道師

幸せになれる恋をしたい女子のみなさま、こんにちは、「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。恋に悩む女子のみなさまのご相談に乗らせていただくこのコーナー、第2回目は気になる男性からの連絡についてのお悩みです。男性からの連絡頻度って、自分への好意や興味とどのくらいリンクしているのか、恋する女性なら気になりますよね。では、相談を見て行きましょう。

 

Q:年上の彼との連絡の頻度について

年齢:27歳 Cさん

職業:医療系

 

現在、年上の男性で気になる男性がいます。彼は私の5歳上で現在32歳。

まだお付き合いはしていませんが、2週~1か月に1度くらいのペースでデートに行ってます。

ただ、彼の普段のレスポンスが悪く、LINE1日に23回のやり取りしかありません。

 

仕事は銀行員で忙しいとは思いますが、もう少し夜の時間帯など連絡を返してほしいと思っています。

LINEの内容は、私に興味をもってくれてそうな内容です。

 

この様な感じなので、彼の考えている気持ちが全く読めません。

にらさわ先生。私はどうしたらいいんでしょうか。

回答

Cさん、こんにちは、2週~1か月に1度くらいのペースでデートに行っている男性がいるのですね。良い時期ではないですか。しかもLINEで毎日やり取りをしているというのもいい感じだと思います。

 

Cさんは「彼の普段のレスポンスが悪く、LINE1日に23回のやり取りしかありません」と仰ってますが、普通の社会人で123回のやり取りって多い方ですよ!

 

しかも32歳と言えば働き盛り。一回往復できれば御の字、忙しい時なら「23日空いてもやむなし」くらいが平均だと思います。なので、「1日に23回のやり取り」が実現できているならば、その男性はCさんのことを気にかけてくれているのだと思います。

男性はそもそもLINEをしない

 

そもそも男性には、デイリーにLINEをする習慣がありません。より正確に言うと、日常の細かいことを報告したいという欲求がないのですね。用事があるなら、そのときは連絡をするけれど、「今日こんなことがあった」とか、「こんなものを食べた」などの報告やつぶやきをする人はとても少ないです。特にCさんが気になっている彼のような銀行員ならば、日中にスマホを取り出してわざわざLINEすることはほぼないですし、自分から夜「今日どうだった?」と聞いてくることもないでしょう。

 

つまり彼からの連絡があるとしたら、「次の約束」などの具体的な話題のみということになりますが、忙しい中ではそんな約束もそうそう取り付けづらいので、結果的にCさんが思うような「もっと連絡してほしい」という状態になるのでしょう。

義理の返信こそ愛情の証

 

「え、じゃあ、用事がなかったら、私から連絡をしなければ彼は連絡をくれないの?」と思うかもしれませんね。その疑問に対する回答は、イエスでもあり、ノーでもある。というのも、彼が自発的にLINEをくれないからといって、「義理でLINEをくれているの?」「私って好かれてないの?」ということでもないから。義理だとしても……いえ、むしろ義理でLINEをくれていることこそが、実は男性からするとかなりの愛情表現なのですよね。

 

これは、女性からすると理解しづらいので特に注意が必要なのですが、「好きなら、自分から連絡してよね」という連絡のニーズが男女では違うのです。つまり男性は女性ほどLINE連絡に重きを置いていないので、どんな男性が相手だったとしても、女性の希望する通りに連絡をくれる人はたぶんいません。

不安よりも感謝の気持ちを持つ

 

彼がIT系の会社勤務で、常にパソコンに張り付いているなどという場合には、女性からの連絡に対して即レスをくれるかもしれませんが、それも「レス」であり、自ら話題を振ってノリノリで連絡をくれる人は少ないでしょう。ということは、彼が毎日レスをくれるのは、Cさんのことが「好き」で「嫌われたくない」と思っているからこそ。

 

実際のところ、1日に1~2回もLINEをするなんて、彼の本来の日常にはない行為だと思います。彼はCさんに嫌われたくないから、習慣を変えているのです。ですから、Cさんは「足りない」と不安に思うのではなく、もらった返信に感謝の気持ちを持っておくように切り替えていきましょう。

連絡は途絶えさせないのが大事

 

しかもかといって、「彼がしたくないのなら、LINEはしないほうがいいの?」というのも、やっぱり違うのですね。彼にとって、毎日のLINEは確かに必要ないものかもしれないのですが、彼はCさんにLINEすることで、Cさんに対する愛情を毎日積み上げているのです。返信だろうとなんだろうと、きっかけや目的はどうでもいいのですが、Cさんの気になる彼は、Cさんに毎日LINEをすることで、Cさんに対する愛情を少しずつ増しているのです。

 

つまり、「もともとは気になる程度」だった関係も、毎日のやりとりの積み重ねにより、「好き」に育っていくことがあるのです。人は、お金をかけて買った物を、より大切に扱いがちですよね。誰でもそうですが、お金や時間やエネルギーをかけたものに対して、「より愛着を持つ」傾向にあるのです。そして男女間の愛情にもそれはかなり当てはまり、男性は女性に対してお金やエネルギーを使えば使うほど、その相手を「大切」に思っていくのです。

 

なので、Cさんが今のスタイルで彼との交流を続けるのは正解です。なお、女性は自分の感情に男性よりも敏感なので、必ずしもお金や時間をかけた人や物を好きになるわけではありません。

最初は「サービス期間」と心得る

 

で、ここでこのあとCさんに降りかかるであろうお悩みを先だって予想して勝手に解決しておきますと(笑)、今後彼と仲良くなるにつれて、今少ないと思っている連絡がさらに減っていくかもしれません。するとあなたは「彼に嫌われた?」と悲しく思ったり、彼の好意に不安を覚えたりするかもしれません。

 

でも、それもまたまた違うのですよね。というのも、1日に1~2回もLINEをすることこそが、彼にとっては非日常。Cさんに嫌われたくないからこそ無理をして行ってきた行為なので、それが減るとするならば、彼が日常に戻りつつあるということ。つまり、Cさんを日常の一部として、「気を遣わないですむ」相手として、認定したというだけなのです。なので、不安に思ったりせずに、どんと構えていてください。

男性に「察して」は通じない

 

だけど、女性としてはそんな事情はとうてい理解できないし、連絡が減るのは悲しいですよね。そう思ったら、あなたの希望を彼にきちんと言いましょう。「私は、○○君から毎日LINEをもらえると本当に嬉しいの」と気持ちを伝えるのは大事ですし、それを叶えてもらえたら、そのたびごとに「すごく嬉しかった」と喜んでみせるのも大事です。

 

なぜかというと、それをきちんと伝えて初めて、男性は「なるほど、この子は、自分からのLINEでそこまで喜んでくれるんだな」と体で理解することができるからです。しかもこの場合、一回一回丁寧に言うのも大切で、「昨日お願いしたから、今日もわかっているよね」というような認識は、男性には通じません。男性はむしろ、「昨日一回したから今日はもういいだろう」と考える傾向が見られがちなので、女性はこれも心得ておきましょう。

 

いずれにしても、Cさんは彼と今とてもいい関係を築いていると思います。ここからさらに発展させたいのなら、LINEの例を見本にして、Cさん自身が「彼に何をしてほしいのか」「どうしてもらえると喜ぶのか」を考えて、具体的に伝えるようにしましょう。

 

繰り返しますが、男性に「察して」というのは通じません。でも、その代わり、お願いをすれば、叶えてくれようとするのが男性です。好きな彼のことを信じて、今後はCさんの「理想とする関係」を彼と作っていってくださいね。

 

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