小悪魔キャラはもう古い?勘違いしないために知っておきたいモテテク新常識
萌え袖、上目遣い、ゆるふわ愛されワンピ……。雑誌やネットには、男性を夢中にさせるためのモテテクが溢れ返っています。“小悪魔キャラ”は、まさにモテテクの代名詞。本当は気があるのに冷たい態度をとったり、わざと連絡を返さなかったりすることで、「この子を落としたい!」と男性の気持ちを盛り上げる女性のことです。
しかしそんなモテテクは、男性からすると逆効果かもしれません。この記事では、「誰でも効果があるモテテク」をご紹介していきます。実際、筆者は顔も普通、スタイルも普通、コミュ力も普通。しかしきちんとモテテクを実践することで、18歳から2ヶ月以上彼氏がいなかったことはありません。言ってしまえば、今からお話しするのはブスでも効果があるテクニックです。勘違いした行動で痛い目を見る前に、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
相手に追いかけさせるテクの意外な落とし穴!?
そもそも小悪魔キャラは、ある程度男性の気持ちが盛り上がっている場合や、女性側に魅力がある場合に成立するものです。その前提がない場合、ただの勘違いしている痛い人になってしまう危険性があります。まずはよく陥りがちな間違いパターンを学んでいきましょう。
メールの返事を遅らせても意味はありません
- デートの後は女性からメールを送らない
- メールの返事を1日空けるなどして焦らすこと
こういったモテテクを見たことはありませんか? わざと返事を焦らすことで相手の気を惹こうという作戦ですが、「この人、俺の優先順位が低いんだな」と逆効果になってしまう可能性もあります。そこでおすすめなのが、相手のペースに合わせてメールを返信すること。
メールが苦手な相手なら、1日置きくらいのゆっくりしたペースで。逆にすぐに返事が返ってくる相手なら、こちらもなるべく早く返事をする。そうすることで、相手に「この子と息が合うな」と心地よさを感じてもらえるでしょう。
つれない態度は、ただの感じが悪い女
熱心にデートに誘われても、「その日は別の用事があるんだよね」と断って、他の男の存在をにおわせる。男性の闘争心を煽ることで気持ちを盛り上げる、よくあるモテテクのひとつです。しかし男性もバカではありません。
自分に対して誠実でない女性を、本気で好きになってくれるでしょうか? あなたのまわりにいる、彼氏から愛されている女性を思い浮かべてみてください。一途に彼氏のことを想っている素敵な人が多いのではないでしょうか。
筆者が参考にしている下田美咲さんの『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』にも、モテる女性ほど「嬉しい・楽しい・大好き」をきちんと相手に伝えていると書かれています(著書内でドリカム理論として紹介されていますので、ぜひそちらもご覧になってみてください)。
このドリカム理論を大切にすることで、男性に「こんなに自分と一緒にいて楽しそうにしてくれる子は他にいない」と感じさせ、特別な女の子だと思わせる効果があるのだとか。自分が好かれたいための行動ではなく、相手を思いやる行動をとることが、本当に効果のあるモテテクになるのだと思います。
量産型のモテより、彼ウケを徹底リサーチ
ゆるふわ巻き髪と白ワンピの呪縛
“モテる女の子”と言われて、どんな人を思い浮かべますか? ロングヘアをゆるく巻いて、淡い色のワンピースを身につけているような、いかにも“女の子”というタイプを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実際、女性ファッション誌などではそのような量産型のモテコーデが溢れ返っています。「モテる女性とはこうあるべき」というステレオタイプに息苦しさを覚えるのは、筆者だけではないはずです。たしかに、無難な女の子らしい服装は、第一印象を著しく下げるリスクは回避できるでしょう。しかし、好きな男性に自分を印象づけるためには、彼の好みドンピシャの服装を追求していく必要があります。
気軽に「どんな服装が好みなの?」と聞くことができればベストですが、なかなか相手に聞きづらいという方もいらっしゃるでしょう。そこで、男性のタイプ別に好みの服装を分析してみました。
男性のタイプ別『好きな服装』の見分け方
- グイグイ迫ってくる肉食系タイプ
特にこちらからアクションを起こさなくても、男性のほうから熱心にアプローチをしてくる肉食系タイプ。ハンター心をくすぐられるような女性を好む方が多い印象です。おすすめの服装は、露出度が少し高めのセクシー系。
わかりやすく胸元が開いている服装よりも、鎖骨がキレイに見えるオフショルダーや、肩や腕など一部分だけシースルーになっている服装のほうが、「落とせそうで落とせない女の子」を演出してくれます。
- 自分の世界を持っているサブカル系男子
音楽やマンガなど、自分の好きなものがはっきりしているサブカル系男子。基本的に、服装も自分と趣味を共有してくれる女の子を好ましく思うようです。彼のファッションをさりげなく観察して、似たようなテイストの服にしたり、同じブランドの小物を取り入れたりしてみてください。
- しっかりした長男タイプ
流行のファッションに飛びつくことが少なく、自分に似合う服装を着こなすしっかり者の長男タイプ。女の子に対しても、オシャレな格好よりきちんとした格好を求めることが多いです。そのため、清潔感のあるシャツやブラウス、ミモレ丈のスカートなど、いわゆる“女子アナ系”の服装にすれば好印象を与えられるでしょう。
図々しさと謙虚さのバランスを大切に
つれない態度で相手を翻弄する“小悪魔キャラ”が通用しないのであれば、ネットや女性誌を中心に話題になった“プロ彼女”はどうでしょう? 自己主張をせず、デートの場所もファッションも彼の好みに合わせ、ひたすら相手に尽くす大和撫子タイプの女性です。
一見理想的な彼女のように思えますが、大きな欠点があります。それは、「何でも彼任せにしてしまう」こと。例えば、こんな行動に心当たりはありませんか?
- デートで行きたい場所を聞かれて、「どこでもいいよ」
- 何を食べたいか聞かれて、「あなたの食べたいものでいいよ」
- プレゼントに何をほしいか聞かれて、「なんでもいいよ」
……と、上記のように答えてしまう女性は多いと思います。なんでも男性任せにしてしまうのは、相手に遠慮して自分の気持ちを素直に伝えられないからではないでしょうか。相手に気を使ってしまう気持ちもわかりますが、男性は基本的に女性のことを幸せにしたい、喜ばせたいと考えています。
デートに連れて行ってくれるのも、プレゼントを贈ってくれるのも、「この子の笑顔が見たい」という気持ちがあるからこそ。しかし女性側が遠慮ばかりしていると、男性は「俺と一緒にいて楽しくないのかな……」と自信をなくしてしまいます。
むしろちょっと図々しいぐらいに「私、次のデートは水族館に行きたいな」「美味しい焼き鳥屋さんに連れて行って」と甘えるほうが、男性も「この子は自分の意見を言ってくれるから助かるな」と思ってくれるでしょう。さらに、自分らしく振舞うことは、相手をリラックスさせる効果もあるといいます。ぜひ、次のデートでは自分の気持ちに素直になってみてはいかがでしょう。
時代は、“天使系彼女”です
これからの男性に長く愛される女性は、“小悪魔キャラ”でもなく、“プロ彼女”でもなく、“天使系彼女”です。これまでは、巧みな駆け引きで相手を夢中にさせる“小悪魔キャラ”がモテると言われてきました。
しかし草食系男子が増えた昨今、男性も「自分のことを好きかわからない女性を本気で好きになるのはリスクが高い」と感じるようになったのかもしれません。その一方、なんでも相手に合わせて尽くす“プロ彼女”も、「結婚を意識させようとしているみたいで重い……」という意見もあります。そこで、相手のことを思いやる心を持ちながら、自分らしく天真爛漫に振舞う“天使系彼女”が、これからの時代にマッチしていると筆者は考えました。
あなたも小手先のモテテクに頼らず、相手との本質的なコミュニケーションを心がけることで、“天使系彼女”として長く愛される道を選びませんか?
こいとり~小悪魔キャラはもう古い?勘違いしないために知っておきたいモテテク新常識~
参考文献: