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婚活を成功させたいなら、好きよりもリズムに注目しよう

結婚につながる恋をしたい女子のみなさま、こんにちは。「恋愛・婚活研究所」主宰のにらさわあきこです。2017年が始まりましたね。今年こそ、素敵な彼とよい関係を築いていきたいところですよね。そこで、今年の第一弾は、出会いを恋に発展させてゆくコツをお伝えしたいと思います。

 

 

“好き”という物差しはいったん忘れよう

 

最初に申し上げたいのは、結婚につながる恋がしたい場合には、「好き」という物差しをいったん忘れようということです。なぜかというと、結婚を意識する女性がしがちな失敗として、相手選びを行うときに「結婚に見合う条件」にさらに「恋愛できる条件」を足してしまい、結果、「相手がなかなかいない」ということになるからです。

 

女性はよく、「もう恋愛はいいの、私は結婚がしたいのよ」と、結婚したい相手に求める条件で異性を探し始めますが、そうすると年齢や収入や学歴などで人数が絞られてしまいます。それならそこで選べばいいのでしょうが、条件で絞ったのちに「でもやっぱり好きになりたい」と女子は思ってしまうもの。

 

ゆえに、恋愛はいいのといいながらも「恋愛できる要素」も結局はさらに求めてしまうので、一層ハードルが上がってゆくのです。

 

普通の恋愛は条件から入らない

 

もちろん、自然に誰かに出会って恋に落ちることはあるでしょう。しかし、その場合には、相手に対して「結婚したい条件を持っているか」なんて考えません。普通は、どこの大学を出てどれくらい稼いでいるかなんてことは知らないままに、恋に落ちているのです。

 

なので、婚活や恋活で相手探しをする場合には、条件を意識する分、普通よりも相手が見つかりづらい(というよりも恋に落ちづらい)状況であることを知っておかねばなりません。それゆえ、「恋愛感情が起きないから会いたくない」と思うのはナンセンス。

 

恋愛感情を先に求めたいのなら、条件を見てはいけないのです。

 

婚活からの結婚と恋愛結婚は大学と趣味くらい違う

 

以前にも書いたことがあるのですが、「婚活からの結婚」と「恋愛からの結婚」では、そもそもの道が違います。それをみなさまはしっかりと自覚しなければなりません。では、どう違うのかというと、安定と感情を得られる順番が逆なのです。

 

イメージでいうと、大学に入るのと趣味を始めるのと同じくらい違うので、これを例に説明しましょう。

 

恋活からの結婚は、大学に入ったのちに就職するようなものと考えてください。一方、恋愛からの結婚は、趣味を仕事に活かすようなもの。どちらも最終目標は同じで「好きな仕事に就くこと」ですが、最初の入り口が違いますし、必ずつけるかの「保証」レベルも違います。

 

大学に入ってから就職する道を選ぶ場合は、大学選びの時点で「楽しさ(恋愛感情)」を求める人はそういません。大学は学びの場なので、自分の目的に適った内容が学べるかを見るはずですし、自分が「入れるかどうか」も考えて選ぶことになるはずです。

 

一方の趣味は「好き」だけで選ぶので楽しさは間違いないですが、それができたからといって、関連する職業に就けるかどうかは分かりません。

 

婚活に最初から「恋愛」を求めてはダメ

 

「婚活からの結婚」は、大学を経てから就職するのに似ていて、大学選びの際に、楽しさを求めないのが通常です。逆に何を求めるかというと「学べる事」(婚活でいうなら、相手の条件)や、もう1つ、「自分に入れる学力があるかどうか」(婚活でいうならば、相手から好かれるかどうか)を冷静に見るでしょう。

 

つまり、婚活で結婚したい場合には、最初に恋愛感情を求めてはダメ。短い時間(大学で言うなら4年)で卒業してゴールするために、大学選びの段階では楽しさを求める気持ちは封印するのです。とはいえ、それは苦行ではありません。

 

大学で勉強を続けるうちに、普通は「楽しさ」も体感できていきますから最終的には「楽しい気持ち」、婚活に置き換えると好きという感情も獲得できていくのです。そしてその「好き」は、入学前にイメージしていた「好き」とはタイプが違います。けれどこればっかりは体験しないと理解できない「好き」なのです。

 

「恋愛」を求めるなら結婚は不確実と覚悟する

 

一方、「恋愛からの結婚」を獲得するのは大変です。恋愛が成就したからといって必ずしも結婚には至らないからです。これは趣味をいくら極めても、仕事に結びつかないことがあるのと似ていて、ここでゴールを目指したいならば相当の覚悟はいるということになります。

 

妙齢の女子のみなさまが今、結婚をしたいと強く思うなら、ゴールを確実にするためにも最初の入り口は大学入学のように「目的に適った大学か(条件)」や、「入れるかどうか(自分に釣り合った学校か)」を冷静に見るとベターでしょう。そしてその場合、好きという感情を完全に捨てる必要はないということを強くお伝えしておきます。

 

つまり、婚活で相手を選んでも、恋愛感情は必ず生まれてくる。ただし、それは最初から求めるものではないですし、最初に求めてもきっとない。なぜならそれは「最初からあるタイプの感情」ではなく、触れ合ううちに育ってゆく「成長する感情」だからです。

 

意識すべきは実は「リズム」

 

でもそんな「最初にない」ものをどうやって見つければいいのでしょうか? 婚活を経て結婚した男女に取材する中で、見えてきたヒントの1つが「リズムの合う人をこそ大切にせよ」ということです。婚活を始める場合、まずは最初にある程度、条件を決めて相手を絞りますよね?

 

学歴、職業、収入、住まいなど……人それぞれに必須な条件はあるでしょう。そこでふるいにかけたら、あとは実際に連絡をして、そのうえで会っていくことになると思うのですが、大事なのが何度もお伝えしているように「好きという感情を持ってこないようにすること」。

 

条件で異性をふるいにかけた上に、「好悪」を見たら相手はいなくなります。なぜなら、結婚相手に持つ「好き」は、まだこの時点では生まれてないからです。だから、メールやラインのやり取りでいちいち「好きかどうか」見るのはナンセンス。そんなことをしていたら、たいていの人がこぼれ落ちてしまって、永遠に誰とも付き合えなくなってしまうでしょう。

 

では好悪を見ずにどうするのか? それは自然の流れに身を任せるのです。

 

4回会えば、結果はついてくる

 

具体的には、女性側からは1人の相手とは絶対に「4回は会う」と決めておきましょう。そしてそのアポをとる中で、「リズムの合う人」があなたに合う人なのです。リズムというよりもペースというとよりわかりやすいかもしれません。

 

「次に会う連絡をする」中で、連絡のペースがあなたに合う人、次回会う約束がとりやすい人、返信の来るタイミングにそんなにやきもきしない人……そんな人たちがリズムの合う人です。リズムの合う人とは、不快に思う時間が少ないのでストレスなくあなたは交流を続けられるでしょう。

 

すると週に1度、4回(隔週なら2カ月の間)には、あなたの中に、彼に対してなんらかの感情が絶対に芽生えています。そして、その感情を芽生えさせるには、早々に彼1人に絞らないこともとても大事です。最初から「この人だけを見る」と決めるとどうしても厳しくなるからです。

 

3~4人と同時に交流すべし

 

ということで、婚活をして恋愛感情を持つコツをまとめますと、3~4人の異性と交流しながら、好悪の感情に振り回されないこと。特に「好きかどうか」「この人でいいのか」などは考えないことです。粛々と異性と交流しているうちに、あなたの感情はいつかブレイクします。

 

そして「好き」という感情も自然に生まれているでしょう。けれど、それは始める前には決してわからない感情です。だって存在してないのだから。とはいえ、必ずいつか生まれてくるかけがえのない感情です。だから、今年こそ彼がほしいと思うなら、まずは数人の異性と交流する。

 

未来の自分の感情を信じて、真摯に異性と交流してゆく気持ちと行動力こそがあなたを幸せに導くのです。
こいとり~婚活を成功させたいなら、好きよりもリズムに注目しよう~