お笑い芸人との結婚って、アリ?ナシ?芸人参加の婚活パーティへ潜入!
ステキなカレとの出会いを求めて婚活パーティに参加してみたい、だけど……。「どんな話をすればいいのかわからないから緊張する……」「どんな人たちがいるのかわからないから不安……」だからといって、貴重な出会いのチャンスを逃しながら、このまま歳を重ねてしまうなんてもったいなーい!
でも悩む気持ち、わかります。気付けば生まれて26年、ほぼ恋愛とは無縁でピュアな人生を送ってきた筆者もすごくその気持ちわかります。だけど、このまま出会いもなく、仕事ばかりの生活を続けるのはもっとツライはず。筆者だって、このまま恋愛偏差値32の不名誉を抱えたまま一生を遂げたくないです(震え)。
そんなときに声をかけてもらったのが、お笑い芸人が参加する婚活パーティ。「お笑い芸人が婚活パーティに混ざっているなんておもしろいかも……? いやいや、絶対楽しいに決まってる!!」ということで、参加して潜入レポートを執筆することになったこの企画。切実に結婚を考える女性目線で、お笑い芸人との結婚についてアリナシを判断させていただきます。それでは、まずはパーティの概要を簡単にご紹介します。
なぜ、お笑い芸人が婚活パーティに?
婚活サービスを提供するエン婚活株式会社と、エン・ジャパン株式会社が運営する若手お笑い芸人のネタ動画『ワラッチャ!』がコラボした夢の企画。2ヶ月間で若手お笑い芸人のモテ度を向上させることが、このプロジェクトのねらいのひとつです。なんだか楽しそうな企画で、期待がふくらみます。ふだんオフィスにこもって原稿を書く毎日を過ごす筆者は、異性との出会いはもちろんお笑い芸人や芸能人と知り合う機会なんてまったくないため、すごくドキドキしました。
※『ワラッチャ!』をご覧になりたい方はコチラ
今回の婚活パーティはこのように進行されていきました。
- 男性の自己紹介
- 女性の自己紹介
- 男女ペアで1組3分ずつのペアトークをローテーション
- 第一印象を記入
- フリートーク
- 最終マッチング
- 結果発表
それでは、ここからが注目の潜入レポートです!
お笑い芸人たちの第一印象
受付を済ませて、会場内に足を踏み入れてみると男女それぞれ12名分の席が用意されていました。筆者はギリギリに会場へ到着したこともあり、ほとんどのイスがすでに着席済みでした。
外見は、正直独特な雰囲気
ビシッとスーツを着こなして髪の毛もしっかりとセットされた男性が約半数、あとは色とりどりの模様をあしらった個性的な洋服をまとった人、ツーブロックのオレンジヘアーの人、ジーンズスタイルでカジュアルな人、と個性豊かなファッションセンスの方が勢ぞろい。
「この人たち、全員お笑い芸人なのかな……」そんな筆者の予感は、自己紹介で見事に的中したのでした。一目見た瞬間「あ、この人会社勤めじゃないな」となんとなくわかってしまったので、お笑い芸人と企業従事者は外見から違うようです。
意外に普通な自己紹介
「出オチ」(=登場した瞬間、すでに笑いのピークを迎えてしまうこと)という言葉もある分、自己紹介では「つかみ」から飛ばしてくれることを心の底から期待していた筆者。しかし、記憶にもあまり残っていないほど、自己紹介は普通でした。名前と年齢と趣味と……ボソッと話す人ばかりで、ネタを小声で挟んでくれたような気もしますがあまりわかりませんでした……。
また「みんな大爆笑!」「会場がどっと沸いて大盛り上がり!」なんてこともありませんでした(笑)。お笑い芸人というだけで盛り上がりを期待していただけに、ちょっと期待ハズレで残念だったということは、心に秘めておくことにしておきます。
お笑い芸人の、いいところ
さて、自己紹介も終わり、ペア席で1組3分ずつのトークタイムがスタート。席に座っているときは外見だけでしか判断できなかったですが、話してみるとみなさん第一印象といい意味で違う人たちばかりでした。少しずつお笑い芸人とのコミュニケーションをとっていくなかで、いいところもたくさん知ることができました! そんなお笑い芸人たちの魅力をご紹介していきます。
楽しませようとしてくれるところ
極度の人見知りである筆者は「こういうとき何を話したらいいんだろう?」「ちゃんと目を合わせて話せるかな」といろいろと心配でした。お笑い芸人の方は、仕事柄なのか、盛り上げようというサービス精神があるので、安心して身をゆだねられます。
名前・出身地・仕事や年収・趣味などを事前に記載したプロフィールカードを交換して話を進めるのですが、みなさんちゃんとプロフィールカードを活用してくださっていました。
内容を見ながら「あ、これオレも好き」「○○県出身なんだね」と、私が話せるように振ってくださるので、トークの時間はあっと言う間に終わり楽しかったです。「結婚相手には、楽しさを求める」という方には、お笑い芸人との結婚をおすすめしたいと思います。
まるで夢を追う少年のように、ピュアなところ
若手お笑い芸人ということもあって、企業勤めを経験することなくお笑いの道を歩みはじめたという人がほとんどでした。「何でお笑い芸人になろうと思ったの?」「ふだんはどんな生活を送っているの?」と、単に自分が気になるところを質問していただけだったのですが、お笑いや仕事のことを話すときに目をキラキラさせる様子が印象的でした。
「学生時代にお笑い芸人になることを決めたし、女の子との交際経験も多くない」というカレに「私モテないんです、本当に」
と自虐ネタを言い放ったときに
「こんなこと言うの慣れてないんですけど、めちゃくちゃかわいいじゃないですか。・・・。ああ、もう恥ずかしい!」
と言われて、思わずキュン。社交辞令かもしれないけど、筆者の中でお笑い芸人の好感度が急上昇した瞬間でした。「もう悪いオトコにひっかかるのは嫌だ」というあなたに、少年のようにピュアなお笑い芸人はぴったりです。
有名芸能人と、いつか知り合いになれそうなところ
駆け出しの芸人さんも多かったので、そんなにたくさん有名芸能人や業界のことが聞けたわけではなかったのですが、話をしているとチラホラ自分が知っている芸能人の名前が上がることも。
打算的かもしれませんが「お笑い芸人の妻になったら、芸能人の知り合いができるのかも?」と少し期待がふくらみました。「芸能界と身近になりたい」というあなた、その思いを全面に押し出すのは相手に失礼ですが、お笑い芸人と付き合ったらテレビで見るスターと会えるチャンスが高まるかもしれません。
お笑い芸人の、良くないところ
人間だれしもいいところがある分、良くない・気になるところもあるもの。特に、これからの人生をずっと隣で過ごすパートナーになる相手を見極めるという気持ちが働いてしまうと、細かい欠点までも妥協できない気持ちになってしまうこともあるでしょう。常に減点方式をとってしまうのがクセで、心がくすんでいる筆者が感じた、お笑い芸人の気になるところをご紹介します。
年収が心細いところ
今回の婚活パーティーの参加者は、まだお笑い一本では食べていけずにバイトをかけもちしているという方がほとんどでした。20代男性の平均年収は約350万円と言われていますが、やっぱりそのくらいはもらってほしいなというのが本音。
決して優雅な生活を望んでいるわけではないですが、誕生日やクリスマスなどの特別な日も質素なのかなと想像すると、少し悲しい気持ちになりました。そして、トークの途中で顔⇒年収⇒趣味の順番で自然とプロフィールカードを読み進めている自分も、何だか情けなくなったのは内緒です。
独特の世界観に置いていかれるところ
自分がつくった料理やペットの写真をたくさん見せてくれたり、自分の経験談をたくさん聞かせてくれたりするのはうれしいのですが、こちらの話をなかなか聞いてくれない方と一緒にいるのは、正直大変です。
また、夢中になって話す方のほとんどが早口で、その勢いに圧倒されてしまい話しているのに孤独な気分になってしまいました。しかし、お笑い芸人はしゃべりが商売道具なので、ある程度は仕方ないのかもしれません。
まとめ
婚活パーティを通じて気付いたお笑い芸人の魅力と気になるポイントをご紹介させていただきました。あなたは、お笑い芸人との結婚、アリですか? ナシですか? 恋愛の第一線から離れている筆者は、「一緒に暮らすのは、今の自分にはハードルが高いのかも」と思ってしまいましたが、「夢を追う彼を支えたい!」「楽しい人生を送りたい!」という方にはピッタリの結婚相手だと思いますよ。
こいとり~お笑い芸人との結婚って、アリ?ナシ?芸人参加の婚活パーティへ潜入!~