女子ツク!働く女子の毎日に、もっとドキドキワクワクを。

意外と簡単にできちゃう?スルーしていたお節料理に挑戦してみよう!

お節料理って、難しそうだし、最近は買うのが主流だし……と敬遠してはいませんか? 普段の料理より、少し工程は多いですが、一つひとつの作業は意外に簡単です。今回の記事では難しすぎないお節料理の定番メニューを3つご紹介します。手順を確認して、今年はお節料理にチャレンジしてみましょう。

 

おせちはやっぱりお煮しめが肝!


そもそも、おせち料理は、新しい年にさまざまな願いを込めるために作られる料理です。なかでもお煮しめは、子孫繁栄を表すさといもや、先をよく見通せるようにという願いを表すれんこんを含む、重要なおせち料理です。冷めて味が染みるほど美味しくなりますよ!
材料:


必要なもの:

 

作り方:
1. 干ししいたけは少なめの水でしっかり戻す。(戻し汁はだしにも使うので捨てない)

2. れんこんは皮をむいて5ミリ程度の輪切りにして水にさらす。ごぼうも皮をむいて斜めに切り、水にさらす。さといもは皮をむいて一口大に切り、塩でぬめりを取る。こんにゃくはさっと水で洗って、手で一口大にちぎる。


 


 

3. 鍋に水を張り、れんこん、ごぼう、さといもを入れて火にかける。沸騰したらこんにゃくも入れ、5分程度下ゆでする。ゆであがったらザルにあけておく。


4. たけのこは食べやすい大きさに切る。にんじんは1センチほどの厚さに切り、お好みで型抜きをする。水で戻したしいたけも、一口大に切る。

5. 大き目の鍋に、具材を入れ、だし、干ししいたけの戻し汁、砂糖、酒、みりんを入れて火にかける。沸騰したら弱火にし、アクが出るのでこまめに取り除く。

 

6. 出し汁にきぬさや以外の材料を入れ、じっくり煮込む。きぬさやを別の鍋でさっとゆでる。盛り付けたら最後にきぬさやを添える。

 

上手に黒豆を煮て、家族を驚かせよう!


『まめ』は、健康や丈夫を表し、まめに働けますようにという願いが込められたおせち料理です。「今年の黒豆は上手にできた~」と、聞いたことありませんか? 黒豆を上手に煮る=難しいイメージがありますが、ポイントをしっかり押さえれば大丈夫ですよ。
材料:


必要なもの:

 

作り方:
1. 厚手の鍋に、水、砂糖、しょうゆ、塩を入れて火にかける。砂糖が溶けて、沸騰させたら火を止める。

2. 1.が指で触れるくらいまで冷めたら、軽く洗って水を切った黒豆を静かに入れる。鍋をフタやラップで覆い、5時間以上おく。

3. 時間を置き、豆が十分に水分を吸って膨らんでいたら、弱火にかける。沸騰したらごく弱火にして、アクを取りながら2時間程度、柔らかくなるまで煮る。豆が汁から顔を出すとしわになるので、出ないよう水を時々足す。

 

甘さは自分好みにアレンジ!栗きんとん

 

子供から大人まで、おせちの楽しみとして人気なのが栗きんとん。美しい黄金色を輝く財宝に例え、豊かな一年を祈願します。また、『勝ち栗』という言葉から、勝負事に勝つというゲン担ぎも。このレシピは市販品程度の甘さですが、今年は自分好みに美味しく作ってみてはいかがですか?

 

材料:

 

必要なもの:

 

作り方:
1. さつまいもは厚めに皮をむき、1~2センチの輪切りにして、しばらく水にさらす。

2. 鍋にさつまいもと水、くちなしの実を入れて、柔らかくなるまでゆでる。

3. さつまいもにはしをさしたら崩れるほど柔らかくなったら火を止め、ゆで汁とくちなしの実を捨て、熱いうちにマッシャーでつぶす。(裏ごしすると、よりなめらかな口当たりになる。)

4. さつまいものかたまりがほとんどなくなったら、水、砂糖、みりん、甘露煮のシロップ、塩を入れて弱火にかけてしっかりねる。

5. 4.の水分が飛んでぽってりしたら、栗を混ぜて火を止め、バットにあけて冷ます。

 

自作のお節料理で、晴れやかな新年を!

 

手間がかかり難しいイメージが先行しているおせち料理ですが、作ってみれば意外と簡単にできます。お煮しめの下ごしらえや、黒豆煮のように少し時間がかかるものがあるので、時間の余裕が必要ですが、美味しくできたときの喜びもひとしお。ぜひ時間を作って、自作のお節料理で新年を迎えていてはいかがでしょうか。
こいとり~意外と簡単にできちゃう?スルーしていたお節料理に挑戦してみよう!~

 

参考サイト: