相席居酒屋に、立ち飲みバー?流行の出会いスポットを体験レポート!
前の彼氏と別れてしばらく経つけど、なかなかピンとくる人に出会えない。でも、街コンや婚活みたいな「ガチ感」のある出会いはちょっと抵抗がある。そうお考えの方におすすめしたいのが、カジュアルに出会える流行スポット。
相席屋や肉横丁など、最近は新しい形の出会い方に注目が集まっています。でも、知らない場所に行ってみるのは勇気が要りますよね。今回は筆者が流行の出会いスポットに潜入し、体験レポートをお届けします! ぜひ、新たな出会いの参考にしてみてくださいね。
相席居酒屋へ潜入レポート
そもそも筆者が出会いスポットに行こうとしたきっかけは、自身が2016年5月に2年付き合っていた彼氏と別れたから。別れを悲しんでいる暇はありません。女の盛りは短いのです。さっそく彼氏のいない友人に相談したところ、「相席居酒屋に行ってみない? 前から行ってみたかったんだよね」とのこと。
筆者も相席居酒屋という名前は聞いたことがありましたが、実態はよくわかりませんでした。しかし「もしかしたら意外といい出会いがあるかもしれない」と考えた筆者と友人は、相席居酒屋を初体験することに決めたのです。
そもそも、相席居酒屋ってどういうところ?
新たな出会いがほしいけど、合コンは人を集めるのが面倒……。そんな方にとって手軽に初対面の異性に出会えるのが相席居酒屋。居酒屋チェーン「はなこ」が経営している婚活居酒屋「相席屋」を筆頭に、さまざまな相席居酒屋が出店されています。
今回訪れたのは、大阪梅田にある相席居酒屋「ご縁屋」。ほかの相席居酒屋と異なるのは、真剣に交際を考えている男性が多いというクチコミがあったこと。「相席屋」では女性は無料ですが、こちらの店舗では女性は500円支払ってお酒を楽しみます。男性側の料金も相場よりは高めでした。
次につなげたいなら、相席居酒屋がおすすめ
今回は、全員25歳彼氏ナシという筆者と友人2名の3人組でご縁屋へ向かいました。不安と期待に胸を膨らませながら入ったお店は、間接照明がオシャレなダイニングバー。女性はまずカウンター席に通され、お酒を注文。男性はテーブル席に通され、女性が順番に男性のテーブルに向かうというシステムです。
まず筆者のグループが案内されたのは、2人組の男性が座るテーブル。工場に勤務する20代後半の先輩後輩でした。お互いの仕事の話で多少盛り上がったものの、15分経ったらチェンジというシステム。正直仲良くなれたという実感はあまりありません。
しかしこちらのお店は、店員さんの気遣いが素晴らしいんです。「お話盛り上がっていたようですので、もしよろしければ連絡先を交換してはいかがですか?」とさりげないアシスト。ほかのテーブルを見ていても、積極的に連絡先を交換していたようでした。
話せる時間が短いとしても、店員さんのフォローが手厚いので次につながりやすい。しかも女性は500円程度で飲み放題ですので、相手探しだけでなく社会見学のつもりで体験してみてはいかがでしょうか。
立ち飲みバーへ潜入レポート
相席居酒屋でいい感じに酔っぱらった3人組。お店を出て、終電前に解散……なんてことは当然なく。「次どこ行くー?」と新たなる出会いスポットをスマホで物色し始めました。すると友人が、「久しぶりにHUBに行きたい!」と提案。
恥ずかしながら、「HUB」を知らなかった筆者。友人に説明してもらったところ、どうやら相席居酒屋のような「出会いの場」と周知されたスポットではなく、普通の立ち飲みバーなのだとか。「そんなところで本当に出会えるの?」と半信半疑の私でしたが、私の想像する立ち飲みバーとは少し違うようです。
そもそも、立ち飲みバーに出会いがあるの?
そう。お店によっては、十分出会いの場になるんです。元々立ち飲みバーは、カジュアルにお酒を楽しめるお店です。お客同士の距離が近いので、初対面でも仲良くなりやすいという利点があります。
今回はそのなかでも特に積極的な出会いがあるというお店、大阪梅田にある英国風パブ「HUB」に行ってきました。イギリスの伝統的な酒場スタイルのお店で、外国人のお客さんも大勢飲みに来ていました。
気軽な気持ちで楽しむなら、立ち飲みバーがおすすめ
次は「HUB」に行こう! と意気揚々とお店に乗り込んだ3人組。エレベーターに乗ってお店に着いた瞬間、人の波に押しつぶされそうになりました。土曜の夜に行ったのですが、店内は身動きが取れないほどの混雑具合。帰りたくなる気持ちを抑え、人混みを進みます。
すると、「何飲みたい? 俺たちと一緒に飲もうよ」と男性から声をかけられました。このように、女性に声をかけて一緒にお酒を飲むのが立ち飲みバーのスタイル。女性は待っていたらだいたい声をかけてもらえるので、実質無料でお酒を楽しめました。
ちょっと話してみて気が合わなかったらその場を離れられるので、気軽に楽しめるのも立ち飲みバーの良さです。閉店まで飲んだあと、二軒目に誘われることも。
おまけ~クラブでの出会いについて~
立ち飲みバーも楽しんだけど、まだ飲み足りなかった筆者のグループ。友人にこの時間から飲めるお店に連れて行ってもらおうとしたところ、せっかくだから出会いの場であるクラブにも行ってみようという話になりました。
「クラブ=チャラい」は、古いかも?
読者の方のなかには「クラブにくる人ってチャラい人ばっかりでしょ?」とお考えの方も多いのではないでしょうか。しかし、選ぶお店や時間帯によっては、いい出会いにつながることも。
特にねらい目なのが、仕事終わりにスーツで遊びに来るサラリーマン。ちなみに筆者がその日クラブへ行ったときも、休日出勤の帰りだというサラリーマンに声をかけられました。クラブにくる方は遊んでいそうというイメージは否定できませんが、根は真面目な方が多い印象です。あなた次第で、真面目なお付き合いに発展できる可能性もあります。「クラブ=チャラい」という固定概念にとらわれず、ぜひ出会いの場を楽しんでいただければと思います。
一歩踏み出せば、出会いはどこにでもあります
以上が、出会いスポットの体験レポートになります。残念ながら1回や2回だけ出会いの場に足を運んでも、ピンとくる人に出会えることはないでしょう。大切なのは、フットワークを軽くすること。そうすることで人脈が広がり、出会いの総数が増えていきます。
新たな出会いを繰り返すうちに、ピンとくる人が見つかる可能性もあるでしょう。「よく知らない場所に行くのは不安だし……」という方も、少し勇気を出せば出会いはどんどん広がっていきます。この体験レポートを読んで、少しでも興味を持っていただければ幸いです。
- 参考サイト:
- 相席屋
- HUB