「今スグにでも結婚したい。でも、最低3年は付き合わないと、この人で良いのか判断できないって言うし……。今年彼氏ができたとしても、3年付き合うとなると結構年をとっちゃうな……」。
アラサー女性にとって、交際から結婚までの期間は気になるところではないでしょうか。確かに「3年は付き合わないと相手のことが分からない」なんて言いますが、本当にそうなのでしょうか?
実際に結婚している人に話を聞くと、意外にも交際から短い期間で結婚に踏み切っている人が多いのです。そこで今回は、世の既婚者がどれくらいの期間の交際を経て結婚しているのかを徹底検証。結婚までのベストな期間について考えてみました。
既婚者にアンケート!交際からプロポーズまでどれくらい?
ゼクシィが既婚者に対して行ったプロポーズ事情の調査によると、交際からプロポーズまでの期間で最も多かったのは「1年~2年以内」。続いて「半年未満」、「半年~1年未満」、「2年~3年未満」、「3年~4年未満」「5年~6年未満」と続く結果となりました。
なんと、1年~2年以内のプロポーズが最多
調査結果を見ると、交際から「半年~2年以内」のプロポーズが最も多いという結果になりました。続いて、交際から「半年未満」とスピード婚が2番手に入っているなど、意外にも早いタイミングでプロポーズし、結婚に至った方が多いようです。
ちなみに「この人と結婚したいと意識し始めたタイミングは?」という調査では「半年未満」との回答が圧倒的トップ。付き合って半年ほどで「この人だ!」と結婚をイメージし、お互いにキモチが盛り上がっている1年~2年前後でプロポーズ、という流れが主流だということが分かります。
意外と少ない?3年以上付き合うじっくり婚
反対に、3年以上じっくりと付き合って結婚している割合は、スピード婚派よりは少なめという結果でした。もちろん、1人のパートナーと長く付き合っている分、お互いへの理解や信頼は深いでしょうし、結婚した後もうまくいく可能性が高いと言えます。
ただし、じっくり婚のリスクとして、恋愛のドキドキが落ち着いてしまい、熟年夫婦のような関係性に変化してしまうことも。「長すぎた春」状態に陥ってしまった、お互いに結婚したいと考えるタイミングが合わなかった……など、残念ながらお別れとなってしまう可能性もあります。
相手を見定めることは大切ですが、同時に結婚のタイミングも逃さないようにする必要がありそうです。
交際期間は関係なし。タイミングを逃さないようにしよう!
出会って数ヶ月で結婚に至るスピード婚でも上手くいっている夫婦が多いことを考えると、必ずしも3年以上の交際が必須ではないようです。もちろん「長年の交際を経てゴールイン」を否定するわけではありません。また、交際期間が浅いと相手の良い面ばかり見てしまうので、結婚後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するリスクだってあります。
それでも「この人だ!」とピンと来たときは、交際期間なんて気にせず、思い切ってタイミングに身を任せることが大切ではないでしょうか。調査結果を見るに、「3年は付き合ってみないと分からない」「結婚相手は時間をかけてよく見定めよう」という従来の常識は、今の時代ではすこし古くなってきたのかもしれませんね。
あなたと彼の心の声にきちんと耳をすまし、お互いのタイミングが合った瞬間を逃さず、思い切って決断する。期間の長短ではなく、タイミングを訪れたときに決断する勇気が一番大切なのです。
- 参考サイト:
- カップルのホンネ通信|ゼクシィ