夫婦の生活費っていくらくらい?世間の平均とその内訳を紹介

夫婦の生活費っていくらくらい?世間の平均とその内訳を紹介

夫婦生活を営んでいく上で、毎月どのくらいのお金が必要になるのでしょうか。

 

また、すでに夫婦生活を送っている方は、月々の生活費を使い過ぎていないか不安に感じているのではないのでしょうか。

 

この記事には、以下のことが書かれています。

 

  • ・夫婦にはどんな生活費がかかるか
  • ・夫婦に必要な生活費は月々いくらか
  • ・世間の夫婦はどんな方法で生活費を管理しているか

 

これから新生活がはじまる人も、普段の生活を見直したい人も是非読んでみてください。

 

夫婦にはどんな生活費がかかる?

1人暮らしを経験したことがある人ならなんとなくわかると思いますが、夫婦生活を送る上でどんな費用がかかるのか、一つひとつ確認していきましょう。

 

必要不可欠なお金

  • ・家賃
  • ・光熱費
  • ・水道代
  • ・携帯代
  • ・食費
  • ・日用品代
  • ・各種保険料

 

住んでいる地域によっては必要になるお金

  • ・駐車場代
  • ・車のローン

 

豊かな生活のために必要なお金

  • ・貯金
  • ・趣味にかかるお金

 

必要な生活費はいくらくらい?

ゼクシィ新生活準備調査2016が『1ヶ月あたりの生活費』を調査しました(首都圏・東海・関西の352の夫婦に対して)。

 

  • ・20~25万円(34%)
  • ・15~20万円(24%)
  • ・25~30万円(17%)

 

平均22.0万円

 

世間の夫婦はだいたい25万円くらいあれば生活できるんですね。思ったよりも少ないなと感じましたが、みなさんはどうでしたか?お金を使い過ぎていましたか?

 

夫婦の生活費のやりくりの仕方は9パターン

夫婦の生活費のやりくりの仕方は全部で9パターンあります。世間の夫婦がどのような形でやりくりをしているのか見ていきましょう。

 

夫婦ともに収入があるパターン

・夫婦ともに収入の一部を生活費に入れる

・2人で生活費を管理

・夫婦ともに自身の収入の一部をお小遣いにしている

 

20.8%

・夫婦ともに収入をすべて生活費に入れる

・主に妻が生活費を管理

・夫婦ともに生活費の一部をお小遣いにしている

17.1%

・夫婦ともに収入の一部を生活費に入れる

・主に妻が生活費を管理する

・夫婦ともに自身の収入の一部をお小遣いにしている

11.0%

・夫婦ともに自身の収入のすべてを生活費・お小遣いにしている

9.1%

・夫だけが収入の全てを生活費に入れる

・主に妻が生活費を管理する

・夫は生活費の一部を、妻は自身の収入の一部をお小遣いにしている

6.6%

・夫のみが収入の全てを生活費に入れる

・2人で生活を管理

・夫は生活費から、妻は自身の収入の一部をお小遣いにしている

4.7%

・夫婦ともに収入の一部を生活費に入れる

・主に夫が生活費を管理する

・夫は自身の収入の一部と生活費から、妻は自身の収入の一部をお小遣いにしている

3.3%

 

夫だけに収入があるパターン

・夫が収入のすべてを生活費に入れる

・主に妻が生活費を管理する

・夫婦ともに生活費の一部をお小遣いにしている

12.0%

・夫が収入の一部を生活費に入れる

・主に妻が生活費を管理する

・夫が自身の収入から、妻は生活の一部をお小遣いにしている

8.0%

※その他5.9%、無回答1.6%

 

【参考:ゼクシィ新生活準備調査2016

 

表だけではわかりにくい部分があると思います。下記の画像をご覧ください。

 

【引用:ゼクシィ新生活準備調査2016

 

調査した夫婦のうち全体の5分の1が①の方法で家計を管理していました。

 

妻が生活費を管理している夫婦が50%を超えました。あなたの家庭ではどうでしょうか?

 

実際に夫婦の生活費を算出してみた

最後に、夫婦の生活費が実際どのくらいになりそうか、計算してみました。

 

首都圏の場合

まず、東京23区に住んでいる人の生活費を計算してみます。23区内でも住んでいる地域によって家賃は大きく変わりますが、今回は区内で一番人口の多い世田谷区で計算します。

 

項目

金額

家賃

13.0万円(2LDK)

光熱費

2.0万円

水道代

0.5万円

携帯代

2.0万円

食費

5.0万円

日用品代

0.5万円

各種保険料

1.0万円

合計

24.0万円

 

家賃については【CHINTAI】を参考にしながら設定しました。

 

光熱費は世帯によって金額が大きく変わりますが、車を所有しないのであれば、おおむね25万円以内に抑えることができるでしょう。

 

地方の場合

次に、地方で暮らす場合の生活費を計算します。地方で暮らす場合、家賃が安くなるかわりに、車が必要になります。

 

家賃や駐車場代は、都道府県の人口ランキングでちょうど真ん中にある熊本県の、県庁所在地である熊本市を参考にしました。

 

車を持った場合の生活費は以下の通りです。

 

項目

金額

家賃

6.0万円(2LDK)

光熱費

2.0万円

水道代

0.5万円

携帯代

2.0万円

食費

5.0万円

日用品代

0.5万円

各種保険料

2.0万円

車代(駐車場・ガソリン・税金・保険代など)

3.5万円

合計

21.5万円

 

車のローンや家賃の金額にもよりますが、こちらも25万円以内におさめることが可能そうです。

 

まとめ

記事の内容をまとめます。

 

①世間の夫婦では、月々の生活費が20~25万円であるという夫婦が一番多かった。

 

②共働きで両者の収入の一部を生活費としてまとめ、残りの収入を自身のお小遣いにしている夫婦が一番多かった。

 

新婚夫婦の生活費の参考や、すでに結婚している人の生活費の見直しになりましたでしょうか。

 

もちろん、これは無駄を省いた最低限の生活です。趣味にお金を使ったり、貯金をしたりするとなればもっとお金がかかります。

 

自身の生活に当てはめ直して、月々いくらくらいかかりそうか、計算してみてはいかがでしょうか。

ライフスタイルに関連する記事

この記事を読んだ人はこの記事も読んでます