貯金してますか? ぶっちゃけ、どのくらい貯まってますか?
二十代の平均貯金額は百六十万円というデータもありますが、
本気で知りたいのは、「皆がいくら貯めているのか」ではなくて、「どうすれば、たくさん貯金できるの!?」ってことですよね。
二十代、三十代女子の毎日は、いろいろお金がかかります。
毎日同じ服を着て仕事に行くわけにはいかないし、コスメ代、ヘアサロン代、ネイルにまつげエクステ、エステサロンにも行かなくちゃ。
スポーツクラブやマッサージで体をメンテナンスして、週末は温泉旅行。年に一回はた海外旅行もしたいし、彼や友達とカフェ巡りや飲みに行くのだって、積もり積もればけっこうなお金がかかる。
もちろん、こんなフルコースで余暇を満喫している女子ばかりではないと思いますが、女子は「女子っぽい外見を保つ」という最低ラインをクリアするだけでも、お金がかかるものです。
それでも、どうしてもお金を貯めたい! と思ったら、
エステを止め、旅行を止め、飲みに行くのを三回に一度にして……という、今まで楽しんでいたものを次々止めていくという、地味な暮らしに自分を追い込んでいくしかありません。
それなのに、すぐ陥ってしまうのは、
「こんなに我慢しているのに、お金ってなかなか貯まらないんだな」
という感覚です。
今まで当たり前に楽しんでいたものを我慢しているわけだから、そのぶんストレスがかかる。
けれど、そのストレスに見合うほど急激にお金は貯まらない……。月、一万円貯金ができるようになったとしても、年間、十二万円では大金が貯まった! という気持ちにはなりません。
ということは、本当に、本気でお金を貯めたいなら、今まで「当たり前に使っていた大金」を思い切って止めるしかない! ということになります。
今まで、当たり前に使っていた大金とは……。
「家賃」
実家を出て賃貸で暮らしている方限定の話になってしまいますが、家賃は大きな出費です。
家賃だけではなく、光熱費、自炊の食費、トイレットペーパーや洗剤などの日用消耗品それら全部合計したらいくらになりますか?
月、十万円くらいかかっているんじゃないですか?
もし、実家から今の職場に通える距離だったとしたら、
一人暮らしを辞めて実家から通勤してみる……という、選択的同居は、一年で百万円以上貯金できる最終手段になり得ます。
社会人になったのに実家に戻るなんて自由がなくなる。
そう思うかもしれませんが、自由と貯金、どちらに重きを置くべきか?
一度、がつんと大きなお金を貯金して、結婚資金なり、マンションを買う頭金を作る気持ちがある方は、選択的同居を視野に入れても良いと思います。