成功の鍵は質問力より応答力!?身につけるために今すぐ心がけたいこと3選

成功の鍵は質問力より応答力!?身につけるために今すぐ心がけたいこと3選

会話をするOL

6月も近づき、就職活動も本格化してきた頃ではないでしょうか。経団連が毎年行なっている”新卒採用に関するアンケート”では、採用選考にあたって”特に重視した点”のランキングが発表されます。昨年最も重視された点として挙げられたのは”コミュニケーション能力”。なんと、コミュニケーション能力はこのアンケートで15年連続No.1をとっているんです。そのくらいビジネスシーンでは大切とされているスキル、あなたは身につけられていますか?

コミュニケーションに必要なのは、応答力?

突然ですが「今日、あたたかいですね!」そう話しかけられたら何と答えますか?「はい」それとも「そうですね、春らしくなってきましたね」とかでしょうか。女子ツク!読者のみなさまならきっとわかると思いますが、コミュニケーションの質が高いのは圧倒的に後者。この会話からもわかるように、やり取りの際は、質問力だけではなく応答力も大切になってきます。イエス・ノーだけで会話が終わってしまったら、会話の量や質に大きな差が出てしまいますよね。質問力ばかり重視されがちですが、応答力も鍛えましょう。

質問力より応答力の方が重要?

実は、コミュニケーションを取る際に重要なのは、質問力より応答力。というのも、応答力がないといくら聞き手に質問力があっても会話が成立しないからです。回答が淡白であったり、何を言っているか伝わらなかったら、話はそれ以上広がりませんよね。応答力がないことで発生する問題は会話が成立しないだけではありません。話の内容を詳細に伝えることができず、相手に誤解を与えてしまう可能性もあるんです。正しくわかりやすく、相手が求めている以上の回答をするのは、ビジネスシーンだけでなく、普段の会話の中でも重要になります。

質問されたことだけに回答するのはNG?

「余計なことは言わないように」と、質問されたことだけに答えようとする人、多いと思います。しかし、これではコミュニケーションを取る時間が少ない上に、相手にとっての情報量も少なくなりがち。何が必要な情報なのかは自分ではなく、相手が決めることです。ひとりよがりの判断をせず、思っていることは伝えるようにしましょう。”自分のことをわかってもらえる機会”だと思うと良いかもしれません。

応答力をあげるためには”PISTOLの法則”を意識

会話するOL

“PISTOLの法則”とは、P(Problem:問題)I(Importance:重要性)S(Solution:解決法)T(Timeline:タイムライン)O(Ownership:影響する人)L(Location:場所)の頭文字をとったもの。例えば「この前のプロジェクトの進捗は?」と聞かれたとき「今資料を作成しているところです」ではダメ。これをPISTOLの法則を使って答えると「資料を作成するのに○○のデータがこれだけ必要です。しかし、データが足りていません(P:問題)。私が(O:影響する人)調べて(S:解決法)、明日の18時までに(T:タイムライン)先輩に提出します(L:ロケーション)」となります。PISTOLの法則を使った答えを見てみると「資料を作成している」だけではわからなかったことが結構あるとわかるはず。これだけでグンッと情報量が増えたので、相手の安心材料にもなります。これからは、どのような質問であっても意識するよう心がけましょう。

【まとめ】

「コミュニケーション力がない」という自覚がある人は、まずは応答力を身につけましょう。そうすることで、ビジネスの場はもちろん、それ以外の場所でも重宝されるようになるはずです。「応答力についてもっと詳しく知りたい!」という人は、ウィリアム・A・ヴァンス著の『答え方が人生を変える』を読んでみてください♪
出典:答え方が人生を変える

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