新しくできた彼氏。ラブラブで、会話するだけでとっても幸せ! 本当に大好き! なのに……。なにか引っかかるのは、ふとした瞬間に感じる温度差ではないでしょうか。心のどこかで、なんだか冷たいと感じているのかもしれません。きっとこれまでの恋愛においても、温度差を感じたことは少なくないはず。では、なぜ彼氏との間に温度差が生まれるのか。実感しやすい状況や原因、そして対処法をご紹介します。
構ってほしいのに、彼氏が相手をしてくれない
話を聞いてほしいのに相手をしてくれなかったり、メールに対する返信がなかったり。頑張って長文メールで想いを伝えても、一言だけしか返ってこない。そうなると、「付き合っているのに何で?私のこと好きじゃないのかな……」なんて不安になりますよね。
原因:忙しさの違い
どちらかに時間的ゆとりがあると、相手のことを考える時間に差が生まれます。それがこの温度差に現れてしまうことも多いのです。もしかすると、彼氏は仕事がとても忙しいのかも。興味がないからそっけないのではなく、余裕がないからそっけない。ただそれだけなのです。
彼氏からの愛情表現がない
大好きな彼氏だからこそ、相手にも大好きでいてほしい。そう考えるのは自然なことです。でも、好きだと言葉で伝えてくれなかったり、彼氏から会いたいと言ってきてくれなかったり。あまりにもドライだと、愛情を確かめたくて束縛してしまいがち。ですが、その行為に相手は温度差を実感してしまうため、完全に逆効果です。
原因:愛情表現の違い
好きという感情の表現方法は人それぞれ違います。ハグしたい、手を繋ぎたいという人もいれば、隣にいるだけで満足という人も。極端な話ですが、恋人にはなれないけれど、どこかで元気に暮らしているならそれで良い、なんて人もいるほどです。そんな表現の違いで温度差を感じてしまうのではないでしょうか。
友人を優先される
もうすぐ週末だからデートはどこに行こうかな~なんて思っていたら、その日は友人と昼間から出掛けるという彼氏。別の日は前日の明け方まで飲んでいて、二日酔いで予定をキャンセル。時々なら仕方がないかと思いますが、毎回繰り返されると優先順位の低さに悲しくなるかもしれませんね。「私は友達よりも彼氏との予定を優先しているのに……」なんて、心のなかで叫んでしまいそうです。
原因:優先順位の違い
毎日仕事を頑張って、ようやくやってきた週末です。あなたのように大好きな彼との時間を第一に考える方は、もちろん彼氏との予定を優先するでしょう。しかし、彼氏にとってあなたは、大切な人のひとり。男友達と騒いで盛り上がる時間も、彼にとって重要なのです。だから友人に誘われると、喜んで出かけていくのでしょう。男性は鈍感な方が多いので、あなたが不満を持っていることにも気づいていない可能性が高いです。
自身の盛り上がりに反し、「なんでもいいよ」と言う彼氏
旅行の計画、デートプラン、住む部屋のインテリア。一緒に考える時間を楽しみたいのに、「君に任せるよ」「なんでもいいよ」なんて言われるとどうでしょう。あなたが決断力に長けた人ならすべて決めてしまえばいいのですが、「なんでもいいって、興味ないの?」と思い始めると、ストレスが溜まってしまいます。
原因:性格の違い
興味がないというよりも、それが優しさだと勘違いしている場合もあるでしょう。あなたのやりたいようにさせてあげようという気持ちがあるのかもしれませんが、そんなこと求めていませんよね。優柔不断というパターンも考えられるのですが、これは気持ちの温度差というより、性格の違いから来ていることも多そうです。
結婚など将来のビジョンが違う
それとなく彼氏に結婚の話を振っても、軽く受け流されてしまう。「将来は子どもが欲しいね」なんて夢を語っても、「子どもは別にいいかな。俺は小さい子ども、苦手だし」なんて言われてしまう……。結婚願望がある人であれば、真剣な話でないとはいえ、これは悲しいですよね。
原因:意識の違い
高齢出産が珍しくない現代ですが、妊娠や出産などはできるだけ若いうちにと考える女性は多いです。しかしながら、そういったリミットがない男性は、結婚に対する意識が少し違います。彼氏も家庭を持つ責任やプレッシャーを感じて「いつかはしたいけど、今じゃなくていいかな」なんて考えているのかも。将来の話が一切出ないようであれば、しばらくは難しいかもしれません。
悩まないようにする対処法
ここまで温度差を実感する例と原因をいくつか取り上げました。では、根本的に解決し、悩まないようにするにはどうすればいいのか。いい関係性を築くための対処法をご紹介します。
彼氏以外に夢中になれる時間をつくる
彼氏のことを考えるのは楽しいですが、時間がありすぎると一人でいろんなことを考えてしまいます。あれも伝えたい、これも伝えたい、楽しいことを共有したいと思うでしょう。しかし、それが温度差の原因。だからこそ、自分だけの時間も少し取り入れてみましょう。友達と食事をしたり、旅行したり、映画を観たり。そうすることで、心にも余裕が生まれます。束縛しすぎると男性は逃げたくなってしまうもの。余裕ができれば、自然と彼氏を適度に放っておくことができ、バランスの良い関係になれるはずです。
思っていることを、丁寧に伝える
男性と女性では根本的な考え方が異なりますし、言ってしまえば他人同士。言葉にしなくても通じ合えると思い込むのは危険です。彼氏のちょっとした言動で悲しい思いをするのは、彼氏にとっても本意ではないかも。こういうことをされると嫌だ、こんな事を言ってくれると嬉しいなど、あなたがどんなことに喜びや悲しみを感じるのか、感情的に押し付けず、丁寧に伝えてみましょう。「なんだ、そんなことを気にしていたのか」「気づかなくてゴメン」なんて、あっさり行動を変えてくれるかもしれませんよ。恋愛は一人でするものではないからこそ、伝え合うことで絆を深めましょう。
自分磨きで雰囲気を変えてみる
彼氏にも恋愛に夢中になって欲しい! 大切にされている実感が欲しい! そんな気持ちが強いなら、自分磨きで雰囲気を変えてみるのもひとつの手です。美容室で髪型を変えたり、雑誌を見てメイクの勉強をしたり、ネイルサロンでネイルをケアしたり。もちろん見た目だけでなく、スポーツ、芸術、英会話といった趣味を見つけるのもいいでしょう。マンネリ化している場合は、雰囲気を変えるだけで彼氏も新鮮な気持ちになってくれるので、効果的です。
新しい出会いを探す
早期に判断するのは危険ですが、将来のビジョンに温度差を感じているならば、それを解消することは難しい場合が多いです。お互いに好きという気持ちで乗り切れるならば問題ありませんが、結婚、出産、子育てといったライフイベントは、あなたの描くイメージがあるはず。
結婚したいと思っているにも関わらず、彼氏は結婚したくないと思っているなど、将来に大きく影響するようなビジョンの違いが明確ならば、新しい出会いを探すのもアリ。もちろん大好きな彼氏と別れるのは辛いので、どちらを選ぶかはあなた次第です。
まとめ
いかがでしたか。参考になりましたでしょうか。お互い考え方の違う人間だからこそ、温度差があるのは当然です。あなたの方が彼氏に夢中の期間もあれば、彼氏のほうがあなたに構ってほしいと感じることもあるでしょう。違いを理解し、歩み寄り、ふたりにとって心地よい距離感やペースを見つけてください。そうすれば、気持ちの温度差も意識しないほど、自然体の恋愛を楽しめるでしょう。
こいとり~彼氏がなんだか冷たい。気持ちの温度差に悩んだ時の対処法!~
参考サイト: