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自炊初心者さんにオススメ!1人暮らしの冷蔵庫活用術

1人暮らしをスタートすると、必ず直面するのが料理の問題。週末は常備菜をつくり置きして、平日は手づくりのお弁当を持参して、週末は彼氏にちょっと豪華な家庭料理を振舞って……なんて憧れ、一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。しかし、いざ自炊をするとなると、食材の存在を忘れていて腐らせてしまったり、冷蔵庫のなかがぐちゃぐちゃでやる気をなくなったり……という経験をお持ちの方も多いと思います。そこで今回、筆者が実践している冷蔵庫活用術をご紹介。自炊初心者だった筆者が少しずつ情報収集し、改善していったアイデアをぜひ活かしてください。

冷蔵庫整理術で、節約上手&料理上手に!

冷蔵庫がキレイになるとスッキリ収納しやすくなるだけでなく、節約になったり、自炊がはかどったりと良い事ずくめ。まずは、冷蔵庫の収納方法をレクチャーしていきます。

冷蔵庫を見やすくして、節約上手に!

23日以内に使用する生鮮食品の場合、冷凍せずに置いておきますよね。しかし食材をそのまま冷蔵庫に入れておくと、傷みや冷蔵庫の臭いのもとになってしまいます。そこで、肉は個別にフリーザーバッグに入れ、日付やグラム数をメモしておくのがオススメ。万が一食材を使えなかった場合には、そのまま冷凍庫に入れたらOKなので便利です。魚も同じようにフリーザーバッグに入れてチルド室へ。塩と酒を振って下処理してから保存すると臭いも少なくすみます。

 

 

 

魚はこのようにフリーザーバッグに入れて保存します。

 

また、野菜もそのまま野菜室に入れるのではなく、下処理を行なったうえでパックに入れて保存するのがオススメ。冷蔵庫がしっかり整理されていると、扉を開ける時間が少なくなり、電気代の節約になります。見た目がスッキリして、電気代も安くなる。まさに一石二鳥ですね。

オススメの100均グッズをご紹介

冷蔵庫の収納に欠かせないもの、それは100均グッズ。筆者もフリーザーバックや保存パックをはじめ、さまざまな100均グッズのお世話になっているのです。そこで、今回は筆者が使用している「ザ・ダイソー」の冷蔵庫収納グッズをご紹介していきます。

 

 

まずご紹介するのは、こちらのチューブスタンド。チューブタイプのしょうがやにんにくは便利なのですが、倒れてしまうので縦置き収納には向いていないですよね。そこでチューブ調味料をスッキリ収納できるのが、チューブスタンド。引っ掛けて使うタイプなので、空間を有効活用できるのもいいですね。ちなみに、後ろのすりゴマが入っているのもザ・ダイソーの小物スタンドです。

 

 

次にご紹介するのは、野菜の保存パック。横長タイプと正方形タイプのパックを使っており、横長にはなすとレモンを。正方形には玉ねぎを保存しています。他にもトマトやいちごを保存する用の小型サイズや、隙間に収納できるような細長タイプなど、野菜別に応じたタイプが揃っているのが嬉しいところ。パックのしたにキッチンペーパーを敷いておくと水気を吸ってくれるので、水がたまって腐りやすくなる……なんてこともありません。

 

 

 

上記を実践した冷蔵庫がこちら。必要なものがわかりやすいので、冷蔵庫をのぞいて「食材ってなにがあったっけ?」と考え込む時間が少なく、ストレスもありません。

冷凍保存の達人になって、料理上手に!

働く女子には、ヒマな時間なんてありませんよね。筆者のように、週末に1週間分の食料を買出しして、つくり置きや食材の冷凍保存をしている方も多いと思います。そのとき、「そもそも冷凍保存ってこの方法でいいの?」と疑問を抱いたことはありませんか? ちょっと前の筆者のように、買ってきた肉をパックごと冷凍庫に突っ込んでいるそこのあなた。残念ながら、それは不正解です……。

 

冷凍保存を適切に行なうことで、食材のロスを減らしたり、調理時間を短縮できたりと、忙しい毎日にとっても役立ちますよ。例えば、お味噌汁。くし切りにした玉ねぎと輪切りにしたなすをそのまま鍋に落とせば、5分ちょっとで栄養のあるお味噌汁が完成します。主菜をつくる時間を含めても、30分以内です。これなら、仕事で疲れて帰ってきても自炊を頑張れそうじゃないですか? 詳しい保存方法は下記の「冷凍保存テクニック」に記載しています。

冷凍保存テクニック

家庭によって方法が異なる冷凍保存方法。筆者がご紹介するのは、自炊初心者さんでも無理なく続けられる簡単な冷凍保存テクニックです。ぜひお役立てください。

食材別の保存方法

①パン、ご飯

 

 

主食であるだけに、保存の頻度が高いのがこの2つ。冷蔵保存ではすぐに味が落ちてしまうため、その日食べる分以外はすぐに冷凍するのがオススメです。パンは11枚ラップで包み、ご飯はお茶碗1杯ずつをラップで包んで冷凍庫へ入れましょう。

 

②肉

 

 

肉は鮮度が落ちないよう、なるべく空気が入らないようにラップ、またはフリーザーバッグに入れて保存します。豚肉や牛肉の場合、肉同士が重ならないように並べる。鶏肉の場合、食べやすい大きさに切って100グラム単位などの使いやすい量に小分けする。そうした一手間を加えるだけで、使いやすさが大きく変わってきます。また、ひき肉は薄く平らにして、定規などで縦・横に線をつけていくと、欲しい量だけ割って使えるので楽チンです。

 

③魚

 

 

魚は味噌などの下味をつけてから、または焼いてから冷凍保存するのがいいでしょう。解凍してすぐにお弁当の具材にできたり、時短調理できたりと便利です。また、エビは背わたをとってから。アサリは砂抜きをしてから保存しましょう。

 

④野菜

 

 

野菜は使いやすい大きさに切ってから保存してください。きのこ類は洗わずに石づきをとり、細かくほぐしてから保存。まいたけやしめじ、しいたけなどをミックスさせると、炒め物や炊き込みご飯などにサッと使えますよ。また、玉ねぎは料理に合わせてカットしましょう。みじん切りはオムライスに、くし切りはカレーに使えます。大根やにんじんもいちょう切り、千切りとバリエーションをもたせることで、紅白なますにできたり、トン汁に使えたりしますよ。

おすすめ収納術

冷凍庫に食材を保存する場合、食材をフリーザーバッグに入れて縦置きにするとスペースをとりません。フリーザーバッグに食材の名前やグラム数、保存日などを書いておくといいでしょう。また、100均で売っているクリアファイルケースに食材をいれて収納すると、キレイに並べられておすすめです。

 

 

まとめ

冷蔵庫が片付くと、料理がはかどるだけでなく、節約にもなります。そうすることで自炊の習慣が生まれ、健康で豊かな生活を送ることができるでしょう。女性からは憧れられ、彼氏には喜んでもらえる料理上手。そんな理想の自分への一歩を踏み出すために、冷蔵庫の見直しからはじめてみませんか?

こいとり~自炊初心者さんにオススメ!1人暮らしの冷蔵庫活用術~

 

参考サイト: