【教えて、静六ネコ!】「ちょっとお金貸して」って頼まれた!どうしたらいい!?
節約の習慣がついて、貯金のコツがわかってきた♡ ムダ使いしない毎日は快適♡ なのに「ランチ代忘れちゃった!お金貸して!」、「お給料日まで一万円だけ貸してくれない?」って、軽い感じでお金を借りようとする同僚がいて……。どうすればいいの、静六ネコ!
今回も「学者」にして「投資家」、東大教授でありながら一代で巨万の富を築き上げた明治の伝説の大富豪、本多静六博士!……の、DNAを(なぜか)受け継ぐ“静六ネコ”が、あなたのお金のギモンに答えます!それでは早速、事務職27歳のA子さんからの質問です。
A子からの質問- お昼休みや休憩中にコンビニに行った時、あたしがまとめて払ったジュース代や、ランチ代を返してくれない同僚がいるんです。すぐ返してくれることもあるんですけど、忘れられちゃうこともあって……。百円とか多くても千円くらいだから、強く「お金返して!」って言いづらいし……。あたし、どうすればいいんでしょう?
静六ネコ- うーみゅ……。ずいぶん、金にルーズな同僚だニャあ。
多分、給料が出たらぱーっと使ってしまって、給料日前には財布の中はカラッポになっているんじゃニャいのか? 今やコンビニでもクレジットカード払いが出来るんニャから、「この人はお金にルーズだ」と気づいたら、本人にカード払いさせればいいニャ!
ニャに!?「クレジットカードは忘れきたから、お茶が買えない」と言われてしまったとニャ!? うーみゅ……。金にルーズな者が言いそうなことだにゃあ……。
では仕方ニャイ、最後の手段ニャッ!
「ごめーん、この間貸したお金返してもらってないから、今日は一緒に払えないなー。会社のコップに、あたしのお茶、半分わけてあげるから、それ飲みなよー」
これニャッ!
金を貸しても返って来ニャイのならば、“くれてやる”んニャ!
自分が買った茶を半分“くれてやる”のでも良し! ペットボトルの茶を一本“くれてやる”のでも良し!
とにかく、貸した金が返ってこないというストレスを抱えるくらいニャら、くれてしまう方がいいニャッ!
そして肝に命じるのは、「くれてやれるものしか、貸してはいけニャイ」ということニャっ! 自分は「人に借りたら、きちんと返す」という美しい習慣を守りつつも、「人に貸したものは返ってこない」つもりで生きるのが、ストレスを貯めニャイ秘訣ニャッ!
まとめ
「人に貸したものが返ってこない」って、正直何回かありましたよね……。借りた方は、なんとなく忘れちゃってた。ってことが多いんでしょうけど、貸した方は意外と覚えてるものです。とはいえ、私も借りたまま忘れてるのあるかもしれない、ごめん!そんな曖昧な人の記憶に頼って貸し借りをするよりも、「貸してと言われたら、あげてしまっても悔いはない」金額だけを貸すことが、心の平穏を守るためのコツです。
著:有我咲英(作家)
『ネコが教えるお金の話』
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■1620円(税込み)
■著:有我咲英
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