結婚したい♡結婚資金も貯まってないけど♡それどころか、結婚相手もまだ見つかってないけど♡
なんて言ってるそばから届いた、友達からの結婚式招待状……。心から祝福したいんだけど、実は今月、ご祝儀貧乏になっちゃって正直キツイ。誰しも経験のあるこの事態、どうすればいいの！？静六ネコ！
今回も「学者」にして「投資家」、東大教授でありながら一代で巨万の富を築き上げた明治の伝説の大富豪、本多静六博士！……の、DNAを（なぜか）受け継ぐ“静六ネコ”が、あなたのお金のギモンに答えます！それでは早速、事務職27歳OLのA子さんからの質問です。
A子からの質問- あたし、友達や同僚に呼ばれることが多くて。結婚式ってすごくおめでたいし祝福したいんだけど、ご祝儀やドレスに美容院、さらに離れた場所での結婚式だと交通費までかかったりして……。正直、出費がかなりイタイんです……。今現在も、3人の友人から結婚式にお呼ばれしてるんだけど、全部出席したら、家賃が払えなくなっちゃうかも……。あたし、どうしたらいいですか！？
静六ネコ- うーみゅ……。
めでたい席に招待していただけるのはありがたい、祝福したい。だが！先立つものがニャイ！とは、切ないことだニャあ。
まっとうな大人ならば「冠婚葬祭の出費はそれを見越して先に貯金をしておくんニャ！」と、いいたいところだが。それができていれば、こうして質問してくることニャいだろうしニャ。
ワシはどんなに節約している時であっても、「ケチと節約は違う」をモットーとして、冠婚葬祭の費用をケチったことはニャイぞ。
節約とは、自分の暮らしを一時切り詰めて金を貯めることであって、めでたいことを祝いもせずに知らんぷりすることではニャいからニャ。
義理を欠く者は恥をかくんニャ。
大人になれば、冠婚葬祭はふいにやってくるものと心得て、給料が出たらその四分の一は先に別口座に移す、四分の一貯蓄法をはじめるんニャ。
使う前に貯める！ふいの出費に備えるには、これしかニャい！
まとめ
ふいの出費って、大人になったら絶対についてまわってきます。そんな時に「お金がない！」と慌てなくて済むように、毎月のお給料の“四分の一貯金”を、しっかりと習慣付けましょう。賢く節約していても、ケチケチガールにならないように気をつけましょうね。
著：有我咲英（作家）
『ネコが教えるお金の話』
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■著：有我咲英
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