気がついたら、貯金がガクっと減っていた……。しまった、クレジットカードでお買い物し過ぎちゃった！お財布に入っているお金は、いろんな節約術で節約しているのに、どうしてクレジットカードだとついつい使いすぎちゃうのか……。
今回も「学者」にして「投資家」、東大教授でありながら一代で巨万の富を築き上げた明治の伝説の大富豪、本多静六博士！……の、DNAを（なぜか）受け継ぐ“静六ネコ”が、あなたのお金のギモンに答えます！それでは早速、事務職27歳のA子さんからの質問です。
A子からの質問- あたし、毎月クレジットカード会社から届く “今月のお支払い確定通知”が怖いんです！ いったい今月はいくら引き落とされるのかわかんなくなってドキドキするくらいなら、毎月定額払いになる “リボ払い”にしちゃった方がいいのかな？？
静六ネコ- ばっかもーん！！！（清六ネコ愛のネコパンチ）“リボ払い”だけは絶対絶対ダメニャっ！！！ いったい、リボ払いで何％利息を取られると思っているニャっ！ 実質年率約15.0%（会社により異なります）だニャよっ！！今、大手メガバンクの普通預金の金利は0.001%、この数字を見ただけで、どれだけの金をよけいに払うことになるかわかろうというもの。リボ払いは節約術の敵！リボ払いの契約をしとるなら、早急に全額返済してそのクレジットカードは解約するニャっ！
はぁはぁはぁ……（息切れ）。とはいえ、ワシはクレジットカードを一切持つな、とはいわニャい。クレジットカードは賢く使い、上手に活用すれば、タダで海外旅行に行けたり、買ったものが実質タダになったりする優れものニャ。
しかし！ 使い方を一歩間違えれば、日々節約した金が一瞬で飛ぶ、キケンなものでもある……。まあ、活用術の話は長くなるから、次週またするとして。まずは、“リボ払い”の解約！そこからはじめるニャっ！
“リボ払い”ダメ。ぜったいダメ。
もし今、リボ払いを使っているならば、次のお給料で全額返済することを強くお勧めします。毎月の支払額を一定額にするためだけに、実質年率約15.0%（会社により異なります）を支払うって、節約とは真逆の行動です。
まとめ
“リボ払い”は即解約！しかし、クレジットカードを上手に活用することが出来れば、タダで海外旅行に行けるなんてお得なこともたくさんあります。具体的な活用方法は、また次週ご紹介します。
※そもそも、本多静六博士ってどんな人？
明治大正昭和を生きた、東大教授。林学博士。明治神宮の杜や日比谷公園の設計者であると同時に、堅実な蓄財方法を実践して、いまの貨幣価値に換算すると約５００億円の貯金を持っていたスゴイ人。
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■著：有我咲英
■ヴォイス