老後ひとりは寂しい…、子供が欲しい、30代になり友達が続々と結婚し始めてて焦る…だから「早く結婚したい」、と強く思っている独身女性たち。ネットサーフィン中に「あなたにおすすめ!」と現れた婚活記事にもつい釘づけに……。でも、いまひとつ行動に移せない人も多いはず。婚活に踏み切るにはどうしたらいいのか?今回はそんな女性たちに向けた、気持ちの整理の仕方をまとめました。
結婚はしたいのに行動しない人の特徴
今や東京都の初婚平均年齢は、30.4歳と晩婚化は加速する一方。「結婚したい」なんていうのなら、すぐにでも行動すればいいじゃない?と周りは言いたくなりますが、そうはいってもなかなか動けない様々な背景が。特に都心に住むアラサー女性。彼女たちの“今”は、とても充実していて楽しいのです。仕事はつらい時もあるけれど、やりがいもある。友人も少しずつ結婚の知らせはあるものの、まだまだ半数は独身で、食事に誘えば数人はすぐに集まってくれる。だから、今のままで問題がない、人生を謳歌しているように思ってしまいがち。しかし一方で、「これがずっと続くわけではない」と心の奥底ではちゃんと理解しているのも事実。ぼんやりと「本当にこのままでいいの?」とは思っているから、ネットや雑誌、テレビの婚活特集があるとつい手に取ってしまう。しかし、結婚について考えるのはそのときだけ。また楽しい日常を過ごしてしまえば「まだ大丈夫」と、かりそめの安心感を抱きます。そして、ずるずると行動に移すことを先延ばしにしてしまうのです。
本当に婚活したいなら…「独りぼっち」のさみしい未来を想像
そういう方は、実際に「独りぼっち」になった状況をリアルに想像してみましょう。“リアルに想像すること”がポイントです!避けては通れない、親の他界。兄弟はいたとしても、自分の家庭のことで大忙し。友人もどんどん結婚していき、飲み仲間は毎年一人、二人と少なくなっていく…。それなら!と仕事に賭けてきたけど、出世もとんと止まり、先細りに。ひとりのアパートに帰ってみても特にすることがない。そして、年齢を重ねるにつれて体調を崩しやすくなり、高熱にうなされながら「私、このままひとりぼっちでどうなるのかな…?」と、とてつもない不安に襲われる…。実際には起きておらず、人によっては典型的すぎてシュールな内容に思えるかもしれませんが、一度“そうなった”とイメージしてみるのです。そんな自分を想像したあとに「本当にこのままでいいの?」と、もう一度心の声を聞いてみてください。「少しでもどうにかしたい!」という、強いあせりや不安が浮かんだら、動かずにはいられなくなるはず。
それでも動けない!その原因は?
もし、それでもしっくりこずに行動できないのであれば、ほかに原因がある可能性があります。過去に辛い恋愛をして今もそれを引きずっている、「結婚しても幸せになれない」など家庭環境などの個人的な事情により潜在的に思い込んでいるなど、自分でも気づかない、表立っては見えないトラウマが潜んでいる可能性があります。そういう場合、まずは動けない原因をつきとめ、向き合う必要があります。しかし、自分自身ではなかなか解決できない場合も少なくないので、カウンセラーや専門家を頼るのもひとつの手です。いくら周りの影響を受けて、ネットやテレビ、雑誌を見て「結婚したい!」と思っても、自分自身がその決意に納得して腑に落ちなければ、なかなか動き出すことが難しいままになってしまいます。
まとめ
理想のパートナーは決して道端で偶然に出会えるものではありません。「いつかあらわれるかも!」の“いつか”は、行動しなければ一生訪れません。今はタイミングではないのかもしない…なんて言い訳はなし。タイミングは自分でつくるものです。「理想のパートナーに出会える♡」そう信じて、前向きに行動している人ほどチャンスは多いもの。あるタイミングで素敵な人に出会う可能性も高くなるのです♪とはいえ、やみくもに行動すればいいわけでもないので、次回は「理想のパートナーと出会うまでの下準備」について考えていきます。