定期的に確認を!進化している生命保険の新たな制度

定期的に確認を!進化している生命保険の新たな制度

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近年の高齢化社会により、生命保険契約者ご本人以外であるご家族からの契約内容の問い合わせや、大規模災害などによる給付金の請求手続き等がスムーズに進むよう、保険会社各社が新たな制度を創設しています。皆さんはもちろん、ご家族で加入中の生命保険も、いざという時にしっかりと使えるように、この機会に確認しておきましょう。

契約者本人のみぞ知る

生命保険は原則、契約内容の確認や手続きに伴う書類送付依頼等は、契約者本人からの申し出がなければ、手続きを行うことが出来ません。そのため、たとえ配偶者や家族であっても、生命保険会社や担当者は契約内容についての情報を教えることはありません。

新設『家族情報登録制度』

そこで、契約者が病気や障害など契約状況の確認が出来ない場合に備えて、新たな制度として最近新設されているのが、この家族情報登録制度です。保険会社ごとに異なるが、この制度を使うには契約者が親族等数人を指定・登録しておくだけ。登録された親族が問い合わせをすると、保険会社が具体的な契約内容について教えてくれたり、請求書等の書類依頼を受け付けてくれるようになります。

保険金の請求については別の制度

親子

保険金請求を契約者以外が行う場合は、『指定代理請求人制度』を活用する必要があります。これも同じように、契約者が家族などを指定・登録しておくだけで、保険金の請求を保険会社が受け付けられるようになります。

【まとめ】

『家族登録情報制度』も『指定代理請求人制度』も、事前に登録をしておく必要があります。既に生命保険に加入中の方は、両制度に登録をしておくことで、より生命保険の手続きがスムーズに進みますので、担当者に確認してみると良いでしょう。

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