安心して保険に入るための基礎知識【保険営業編】

安心して保険に入るための基礎知識【保険営業編】

保険営業をする男性

前回のコラムでは保険会社選びの2つの基準についてご紹介してきました。保険会社選びがしっかりできたら、次は自分にぴったりの保険を提案してくれる保険営業担当者を見つけたいですよね。そんな時にわかりやすいのが保険営業担当者が取得している資格。たくさん持っていれば良いとは限りませんが、これもひとつの基準となります。自分から探す時や紹介を受ける時にも、資格について確認してみると良いでしょう。

業界共通の教育制度について

まずは保険のいろはを身に付けるための『生命保険一般過程試験』に合格し、さらに周辺知識を習得する専門課程に合格すると【ライフ・コンサルタント】の称号が、次の応用課程に合格すると【シニア・ライフ・コンサルタント】の称号が授与されます。そして、この応用試験の合格者を対象に、より専門レベルの高い習得を目指した生命保険大学過程に合格すると【トータル・ライフ・コンサルタント】の称号が授与されます。また専門課程に合格し、一定要件を満たしている場合、【変額保険販売資格】も取得が可能です。これらは生命保険協会認定FP(ファイナンシャルプランナー)として、保険営業担当者として最低限持っておくべき資格と言えます。

その他にもいろいろ

名刺

ファイナンシャル・プランナー(1級2級3級)や、住宅ローンアドバイザー、相続診断士や公的保険アドバイザー。また保険会社によっては損害保険販売者資格・銀行代理業取扱者資格など、任意資格は多岐にわたり、取得への難易度も様々。まずはどんなことを相談したいのかを整理しておき、それに関連する資格を持った保険営業担当者を探したり、紹介を依頼してみると良いでしょう。専門分野や得意分野は名刺に書いてあることが多いので、名刺交換の時に名刺の表面・裏面も合わせて確認しながら聞いてみると良いでしょう。

【まとめ】

資格をたくさん持っている保険営業担当者が良い提案をしてくれるとは限りませんが、少なくとも資格取得に向けてしっかりと勉強をした証拠にはなります。合わせて経験も積んでいれば、様々なライフプランやお金の相談に幅広く乗ってもらえるはず。日本の保険営業担当者の数は20万人以上と言われていますので、自分に合った保険営業担当者を見極める基準のひとつとして頭の隅に入れておきましょう。

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