明日の私の幸せのために!外貨の積み立てやってみる?外貨建て生命保険編

明日の私の幸せのために!外貨の積み立てやってみる?外貨建て生命保険編

外貨建て生命保険

前回のコラムでは保険を活用した資産運用についてざっくりお伝えしました。今回は外貨建ての保険商品について詳しく解説していきます。使い方次第では、子供の教育資金や老後の資産形成に効果的かもしれませんよ。

円建て・外貨建て保険の違い

以前にも触れたとおり、保険料の一部は保険会社で運用される仕組みです。この運用先が『円建て』の場合は基本的に日本の国債、『米ドル建て』の場合はアメリカの国債で運用されます。両国の10年国債を比較すると、日本国債の金利は0.055%に対して米国債の金利は2.203%(このコラムを執筆した6/12時点)。この約2%の金利差により、保険金などの変動幅が大きく異なります。もちろんどちらも生命保険なので、契約者が万が一亡くなってしまった時に、大切な方に保険金を残すことが出来ます。

インフレ対策にも効果的

外貨建て保険に加入することで、円以外の資産を持つことになりますのでインフレによるリスクにも備えることができます。教育資金の準備や、老後の資産形成としても効果的かもしれませんね。

ちゃんとリスクがあります

リスク

外貨建て保険で特に注意したいのが『為替リスク』。たとえば、保険料を払った時の為替が1ドル100円に対して、保険金や解約返戻金などを受けとる際の為替が1ドル90円だった場合、10%減ることになります(もちろん為替が1ドル110円だったら10%増えますが)。為替は毎日動いていますので、タイミングをしっかりと見極める必要があります。

【まとめ】

その他にも、為替手数料にも気を付けたいところ。保険会社ごとに差がありますので、この手数料が安い会社を選びたいですよね。新たに保険加入を考えていたり見直しの際には、この外貨建ての生命保険も確認してみると、使い勝手が良いかもしれません。

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