彼と会える機会が少ない遠距離恋愛。いまはネット婚活やSNSなど出会いが多様化しており、遠距離恋愛も珍しくなくなりました。LINEなどで連絡も取りやすくなったぶん、順調に愛を育みながら、寂しさもバネにしてゴールイン…ということも十分あり得ます。そんな遠距離の彼とお付き合いしているキャリア女子の方、いざ結婚となったら自分の生活がどう変わるのか考えたことがありますか？彼の住む土地に行くとなったら、アナタはどうしますか？今から考えておきたい、３つの問題をご紹介します。
（１）仕事
現職を続けるのか、辞めるのか？キャリア女子にとっては大きな問題です。中には、その地方に支社や営業店があるとか、リモートでも仕事ができるように社内ネットワークや雇用制度が整備されている会社もあります。しかし、そういった企業はまだ少なく、仕事を続けるなら転職の道を選ばざるを得ないことが多いでしょう。自分の積んできたキャリアが活かせる、またはやりたい仕事がその地方にあるのかどうか？事前に求人広告を検索してみるなどして、どんな会社があるのか把握しておくと良いでしょう。
（２）収入
首都圏と地方では最低時給や手取り額に差があります。特に首都圏から地方に行くときは気をつけたいところ。現職と同じような仕事が見つかったとしても、収入が減ってしまうことも少なくありません。場合によっては、今までのお金の使い方や価値観のままでいることが難しくなることも。地方は首都圏より物価が安いなどホッとする一面もありますが、郷に入っては郷に従えというように、地域特有の行事やご近所付き合いならぬ集落付き合いなど、予想外の支出が増えることもあります。事前に彼、そして可能なら彼のお母さんにも地域のつながりや特性、生活など彼の家の事情を聞いておくといいでしょう。
（３）人間関係
自分の住みなれた地を離れ、まったく知らない土地で仕事も生活もゼロからスタートとなれば当然、人間関係もイチから築いていかなければならないことに。今までは同じ学校や会社など、自分と共通のコミュニティを通じて自然と友人になることが多かったと思います。しかし、知らない土地で彼以外に誰も知り合いがいないとなったら、どうしますか？新しい勤務先で気の合う人が見つかればいいですが、必ず見つかるとも限りません。意外と大人になってから新しく友人をつくるのに戸惑う人も多いようです。とはいえ、いまはSNSが浸透しているのもあって、同じ地域に住んでいる同年代の人や趣味など気の合う人を探しやすくなっています。活用してみるのも手。孤独を感じ続けると深刻なストレスになる場合もあります。友人がいないくらいで大人なのにみっともないとか甘えだと思わずに、彼や友人、家族など周りの人に相談することも必要です。
【まとめ】
結婚はゴールではなく、始まり。結婚を機に一人暮らしから二人暮らしになるなど、生活スタイルが変わるのは誰にでも訪れることですが、住みなれた土地を離れてゼロからスタートするのは想像以上に大変です。でも、住めば都というように、数年もすれば往々にしてその土地に慣れるもの。思い切って飛び込んだ先で、新しい出会いや発見、自分が成長できる機会が待っていることもあるんです。