過去のコラムで少しお話しした大切な3つの保険の基本形。自分に合った保険選びや保険の見直しをするときに、最も大事だということだけお伝えしました。ここからひとつずつ詳しく見ていきたいと思います。まずは定期保険にフォーカスを当ててお話ししていきます。
『かけすて』という言葉にまどわされない!
定期保険はいわゆる『かけすて』型の保険。この『かけすて』という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。言葉の持つ印象からネガティブなイメージが先行しがちですが、残りの2つの保険の基本形とくらべると、『もっとも小さいお金で大きな保障がもてる』保険。月々の支払いを抑えて、万が一の時や不安な病気のためにしっかり備えたい方にぴったりの保険。いわゆるもっともスタンダードな保険と言えるでしょう。
定期保険の種類
実は定期保険も大きくわけて4つほど種類があるので、必要なものを選べるように知識をつけておきましょう。
① | 加入時に決めた年齢まで保障される【全期型】 |
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② | 10年毎などで更新していく【更新型】 |
③ | ライフプランに合わせて保障を減らしていく【逓減型】 |
③ | 保険金を一時金ではなく少額ずつ受け取る【年金型】 |
どれくらいの保障が必要なの?
保険料が安いからといって、必要以上の保障を持っておく必要はありません。でも万が一の時や病気・けがなどで入院したときにどれくらいかかるのか、イメージが湧かない方もいらっしゃると思います。万が一に備える保険であれば、これからのライフイベントにかかるお金をしっかり算出して保障額を考えるのがおすすめ。また病気・けがに備える保険であれば、平均的な入院期間や手術にかかる費用がどれくらいか調べてみると、どれくらいの保障があれば安心かがわかると思います。
【まとめ】
定期保険は『小さいお金で大きな保障がもてる保険』。しかし、安いからといって安易に不要な保障に加入することのないよう、保険を考えられる際などには、しっかりとライフプランニングをすることが大切です。また病気の治療方法については日進月歩。最新の知識を得たい場合や、ライフイベントにかかるお金の計算方法などについては、詳しい保険会社やアドバイザーに相談すると安心ですね。