「もち麦」でいつものごはんがダイエット食に!

「もち麦」でいつものごはんがダイエット食に!

ダイエット食

いま話題の食材「もち麦」を知っていますか?もち麦とは、“もち性”の大麦のこと。粘りが強く、モチモチした食感が味わえます。いつものごはんに混ぜて炊くだけだから、調理法も簡単。食べやすくって美味しさ満点。しかも、ダイエット効果まである注目のヘルシー食材です。

TV放映で一時品切れ状態!驚きの「もち麦ごはんダイエット」

産後太りで7kgも体重が増え、焦っていたお笑いコンビ『北陽』の虻川さん。そんな虻川さんが実際に挑戦したのが、もち麦ごはんを食べるダイエットです。やり方は簡単。朝にもち麦ごはんを一膳食べて、それ以外の食事は普段通りというもの。それだけでなんと、2週間で3kgの減量に成功!ここで大切なのは、継続して“朝食”にもち麦ごはんを食べるということのみ。昼食や夕食などについて制限は一切ありませんでした。放映後、その高い効果からもち麦が店頭から一時品切れ状態に。なぜ、このもち麦がダイエットに効果的なのか?その理由は、大麦ならではの健康効果にありました。

ダブルの食物繊維で腸内環境を整える

もち麦には、不溶性と水溶性のダブルの食物繊維がバランスよく豊富に含まれています。100gあたりの食物繊維量で比較すると、レタスの約11倍、白米の約25倍にもなります。このダブルの食物繊維の働きにより、便秘解消や生活習慣病、メタボにも効果があるそう。便秘と肥満には相互に関わっていることが多く、これは嬉しい効果ではないでしょうか。

あなたのお腹にもある!?デブ菌を減らす

膨大な数の菌が住んでいる私たちの腸内。その中に食事からのカロリーを多く取り込んでしまう“デブ菌”と呼ばれるファーミキューテス菌が存在していることをご存知でしょうか?この菌が増えてしまうと、食事に気をつけていても太りやすくなってしまう恐れが!このデブ菌を減らすために効果的なのがもち麦!もち麦に含まれる豊富な水溶性食物繊維が、腸内環境を整えてデブ菌の増殖を抑えてくれるのです。

セカンドミール効果で太りにくいからだをキープ

働き盛りの女性で増加傾向にあるのが、朝食をとらないこと。実際、忙しくて時間がとれずにコンビニやカフェで済ませている人もいるのではないでしょうか。朝食を食べない人の肥満リスクは、食べている人の4.5倍(!)という結果もあり、朝食の重要性が見直されています。そこで食べて欲しいのがもち麦(大麦)。朝にもち麦を食べることで、食事の消化吸収を穏やかにし、食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。さらに大麦は朝食の次の食事でも効果を発揮。食後の高血糖を抑える効果が、昼食や夕食まで続くそう!このような最初による食事“ファーストミール”が、次にとった食事“セカンドミール”にも影響を及ぼすことを「セカンドミール効果」といいます。もち麦は特にこの作用が効率よく働くため、1日中太りくい状態を維持できるのです。

簡単もち麦調理法&レシピ

ダイエット食
もち麦バナナスムージー

虻川さんが実践していたのは、白米ともち麦を1:1の割合で入れて炊飯するやり方。いつものごはんに混ぜて炊くだけなので、炊き込みご飯にしてもいいし、納豆や梅干し、昆布といった和のおかずとの相性もばっちり。茹でたもち麦は、サラダやスープなどの料理に混ぜて使うこともできます。調理法は本当に簡単。そこで働く女性の忙しい朝にぴったり!意外なスムージーレシピをご紹介します。

<材料>

  • ・ゆでたもち麦 50g
  • ・ヨーグルト 50g
  • ・バナナ 1本

<作り方>

すべての材料をミキサーに入れて、30秒ほど撹拌する。

<ワンポイント>

  • ・フルーツは季節のものや好きなものを入れるとより美味しくいただけます
  • ・暑い夏は氷を入れてミキサーにかければ、ひんやりシェイクに♪
ダイエット食

資料提供:はくばく
URL:http://mugigohan.jp/

まとめ

糖質制限やカロリー制限などで、最近は避けられがちな穀物。しかし、知られざるパワーにおどろいた方も多いはず。食事はからだづくりの基本。だからこそ、無理なダイエットはしたくないものです。痩せすぎによる健康被害は、モデル界でも注目され始めた問題。特に女性は肌の調子や生理の周期に影響が出てしまうことも。もち麦でおいしく楽しく栄養をとりながら、太りにくいからだを目指しましょう!

ヘルスケアに関連する記事

この記事を読んだ人はこの記事も読んでます