昨今の居酒屋、立ち飲み屋の流行などによって様々なタイプの酒場で、女性を見かけることが多くなりました。「デートはレストランじゃなきゃ嫌!」というのは、もう昔の話。居酒屋デートが今、旬なのです。居酒屋とはいえ、デートはオシャレしたいのが乙女心です。しかし場違いなほど着飾ったり、その逆だったり。ひとつ間違えば、自分も彼も恥をかくことになりかねませんよ。そこで酒ライターであるわたしが、お店の単価別居酒屋デートファッションを解説します。
カジュアルでいきたい大衆居酒屋、立ち飲み屋
飲んで食べて、大体3,000~5,000円でおさまる庶民的な店では、服装に注意が必要です。この手のお店は、席数を増やし、狭い店舗で営業をしているケースが多いでしょう。通路が狭い、客同士の距離が近いなかで、白いブラウスやフリフリの裾が広がった服は避けるべきです。地面すれすれの長いスカートやパンツもNG。アウターとバッグも、コンパクトな物がオススメです。
店員さんや他のお客さんがぶつかって、汚してしまうハプニングが起きたとき、激怒して食ってかかるようではせっかくの雰囲気も台無し。なるべくならファストファッションのように気軽な物を身に着けることが周囲への気遣いでもあります。
気合いを入れて着飾りたい、高級居酒屋、小料理屋
平均単価が5,000~6,000円あるいはそれ以上の場合は、店もある程度広く、内観・外観ともにこだわっていることが多いでしょう。この場合は、機能性よりオシャレを重視しましょう。きちんとした身だしなみをしないと店にも、同行者にも失礼となります。スニーカーやサンダルを避け、パンプスを合わせるのがベター。席にもゆとりがあるため、彼からはあなたの顔だけでなく、上半身全体が見えます。酔っていく段階で印象に残る、上半身中心のコーディネイトが大切!オススメなのは、シフォンブラウス。そして耳元には揺れるピアス。男性は、女友達のようにディティールまで覚えていません。シルエットや色にこだわって柔らかい印象に映るようにして、揺れる耳元に視線を集め、あなたの笑顔や表情の変化に注目させるのが効果的なポイントです。酔って少し赤くなったあなたの顔を、1番美しく見せるのは何色ですか?
まとめ
最後に香りのマナーについて。食事が美味しく感じるかどうかは、ほぼ匂いで決まるのだそうです。どんなお店でも香水の強い香りはタブーというわけです。それでもどうしても香水をつけたい方は、帰り間際くるぶしに少しだけつけるのが無難かもしれませんね。庶民的な店には気軽な服装で、少しお高い店にはちょっとオシャレして。TPOによって変化できる気遣いある女性に「この子はどこに連れていっても大丈夫。」と男性は安心を覚え、色々な場所に連れていきたくなるのです。実家に呼ばれる日もそう遠くないかも!