第一印象でピンときた彼。でもその後、趣味や性格を知るほどに「アレ?」なんてこと、ありませんか?実はこれ、腕時計選びにも当てはまったりするんです。とりあえず、デザインや見た目の雰囲気に一目惚れして購入。しかし毎日使っていくうちに、なんだかどうも違うな…とか、こんな機能いらないからもっと軽いほうが…なんて経験ある方もいるのでは?そこで今回は女性にとっての腕時計選びのポイントをレクチャー。絶対後悔しない運命の一本と出会うためにも、予習予習!
ソーラー式か、電池式か?
腕時計を選ぶ際にまず気になるのが、ソーラー式にするか普通の電池式にするかということ。店頭では「電池交換不要!」「メンテナンスなしで長く使える」とうたわれているソーラー式ですが、ちゃんと寿命はあります。一般的に腕時計の寿命は10年ほどで、ソーラーといえども関係ないようです。さらに、経年劣化で防水用のパッキンが腐食するなどして内部のメンテナンスが必要となることも。また、ソーラーは時計を動かすための電力を太陽電池で発電していますが、暗闇や夜間駆動のためには必要な電力を充電させておく二次電池が必要となります。この二次電池が劣化し、交換しないといけないケースもあるようです。実は電池式とあまり変わりがないのかも?…とはいえ、電池式は電池式で大変なことも。腕時計は、いまやネットで購入できる時代。さまざまなメーカーやブランドものがたくさん出回っています。メーカーの公式な電池交換や修理対応があれば問題ないですが、すでに廃業してしまったメーカーもの、特殊なブランドものだと電池を交換してくれるお店を探すのに一苦労。筆者の腕時計はすでになくなってしまったブランドもので、地元の古い時計屋のおじいちゃんがご厚意で交換してくれたことがあります。でも、おじいちゃん曰く「特殊な作りのものだと電池交換やその後の駆動を保証できないから、できればやりたくないのよネ…」とのこと。電池式であれば、購入する店舗やメーカーの保証とサービスは念入りに確認しておきましょう。
ベルトは金属製か?革製か?
欧米では正式なスーツスタイルなら革ベルトの時計と言われていますが、日本ではそのようなルールはなく、金属製でも革製でもあまり派手すぎないものであればOKのようです。ただ、革製のベルトは夏場のムレが気になる、においが気になる、使用しているうちに汚れが目立つなど、金属製に比べてメンテナンスが必要かもしれません。しかし、そのぶんヴィンテージ感や色合いで個性的な雰囲気が出るのも革ベルトならではの特長。金属ベルトは着け心地が重く、溝やすき間にゴミが溜りやすいですが、さびにくく耐久性があるのが嬉しいポイント。どちらもメリット・デメリットがあるので、TPOや季節によって革製と金属製ベルトを使い分けてもいいでしょう。
ケースのかたち
選ぶ上で一番迷うのが「ケース」のかたち。「ケース」とは、わかりやすくいうと文字盤がある部分のかたちのこと。最近ではダニエルウェリントン の大きなラウンド型のケースがカワイイと評判になりました。人気のケイトスペード やマークバイマークジェイコブス などもラウンド型のデザインが多め。色合いや装飾を見て、シンプルかつベーシックな雰囲気であればオフィススタイルにも取り入れやすいでしょう。他にも、かっちりとしたクラシカルな雰囲気が味わえるスクエア型、女性らしいオーバル型などもオススメ。どんなかたちでもビジネスで使う場合は、なるべく文字盤の数字が見づらくないものを選びましょう。
まとめ
腕時計はお気に入りの1本、思い入れのある1本をずーっと使い続けるのもいいですが、複数持ってオシャレとして楽しむのもオススメです。筆者は、仕事用と休日用で腕時計を使い分けています。休日でも時間の約束がある場合はいつも使っている(文字盤を見なれている)仕事用の腕時計をしていきますが、何もなくぶらっと出かけるときはジュエリーウォッチをつけています。あえて時間がわらかないように、文字盤が見づらい…というかほぼ時間のわからない(笑)腕時計を選びました。もはや腕時計というよりアクセサリーですが、そういう腕時計の選び方があってもいいはず♪