照りつける日差しもだんだんと弱くなり、オフィス向きのコート選びが必要な時期が近づいてきました。コートもトレンチ、ステンカラーなどさまざまありますが、オフィス向きならきっちりしたスタイルが無難。とはいえ使い勝手を考えると、普段も使えるものを選びたい…と、色々と迷ってしまうコート選び。今回は「通勤」に絞り込んで、どのようなかたちが“通勤コート”に向いているのか徹底解剖します。
トレンチコート
定番中の定番、トレンチコート。ベージュやブラックなどのオフィス向け定番色から、春先などで使用しやすいパステルカラーまで、幅広く色選びがしやすいのも特徴です。ほどよいカッチリ感があり、ベーシックなトレンチコートはまさに通勤コートの鉄板。保温機能や撥水加工など機能性トレンチもいまはいろいろと出ているので、悪天候時の通勤の強い味方になってくれるはず。サイズ選びを間違うと、ジャケットの上から羽織りにくくなってしまうので、試着が重要です。普段着ている洋服の上からでも馴染みやすく、使いやすいものを選びましょう。
ステンカラーコート
トレンチコートと形が似ている場合もありますが、襟もとまできっちりボタンで止められるようになっているタイプが多いのが特徴です。こちらもトレンチコートと同様、完全にオフィス向きのきちんとしたスタイルなので通勤コート向き。トレンチコートよりベルトやボタンなどの飾りが少なく、すっきりシンプルなデザインのものが多いです。通勤はカジュアルスタイルでリュック派という方にもおすすめ。ストンとしたストレートなシルエットになりがちなので、自分の体型や身長との丈感を意識して選ぶようにするといいでしょう。
ノーカラーコート
スカートスタイルでの通勤が多い方にはノーカラーコートがおすすめ。ほどよいフェミニンな雰囲気で、パンツスタイルであっても自分にあった丈を選べば、キレイめ＆オシャレに着こなせます。普段着にも着回しがきくアイテムです。襟ぐりがシンプルなぶん、スカーフやマフラー、ファーなどでアレンジできるのもこのコートならではの楽しみのひとつ。また、フロントはボタンで閉めるタイプとジッパーで閉めるタイプとがあり、どちらも少し雰囲気が違います。中には一番上のボタンはビジュー付き、袖口に取り外し可能なファーがついたものなど可愛いワンポイントがあしらわれたものも。
まとめ
さまざまなスタイルのコートを紹介しましたが、何より普段着ているオフィス用の服装で試着をすることが一番大切！丈や色の選び方でも印象が全然違うので、自分に合いそうなものをとことん探してみましょう。普段着でも使えるような、おしゃれな…と悩んで大体のコートスタイルを決めたら、まずは実際に羽織りに出かけてみましょう。冬の香りを感じるのはそれからです。