【社会人の常識】「ネイルは?ビジネススーツは?」知っておきたい葬儀参列のマナー

【社会人の常識】「ネイルは?ビジネススーツは?」知っておきたい葬儀参列のマナー

突然の訃報。社会に出ると、プライベートだけでなく、仕事関連でも急遽葬儀に出ることもあるでしょう。急な参列でも立ち居振る舞いや準備物に戸惑う人も多いはず。会社の代表として出ることもある以上、正しい葬儀マナーは身につけておきたいもの。そこで今回は、メモリアルアート大野屋のテレホンセンターによくある問い合わせからいくつかチョイス。専門の仏事アドバイザーの回答をご紹介します。

お通夜と葬儀、どちらに参列すべき?

結論から言うと、どちらでも大丈夫です。本来、お通夜とは遺族や近親者が静かに故人の魂と寄り添いながら過ごすものとされ、友人や知人などの一般会葬者は告別式に参列するものでした。しかし仕事をしていると昼間の告別式に参列することが難しい人も多く、最近では一般会葬者もお通夜に参列することが通例になりつつあります。ケースバイケース、周囲に相談してどちらに参列するかを決めましょう。

急なお通夜の服装について

仕事中に急遽駆けつけることになった場合はどうするか? 会社のロッカーに喪服が準備してある場合は着替えて行けば問題ありません。しかし、ロッカーに準備がない、または外出先から直行などのやむをえない事情がある場合は、男性は地味な色のスーツ、女性も同じく地味な色のスーツかワンピースであれば、そのまま参列しても大丈夫。当日明るい色のスーツや派手柄のワンピースなどを着ている場合は、お通夜はあきらめ、翌日の告別式に参列しましょう。こんなときのために、会社のロッカーに念珠や香典袋、喪服などを準備しておくのが「できる女性のマナー」です。

ネイルアートはNG?

「先日塗ったばかりのネイルアートを落としたくない!」という女性もいるでしょう。しかし葬儀中は、お焼香や食事の際、手元は他の方から見られることが多いです。ワンカラーで落ち着いた色(ベージュやクリア)であればまだ許容範囲ですが、基本的にはネイルは落とした方が良いでしょう。

まとめ

また、会社や上司から葬儀の手伝いを頼まれたら特別な事情がない限りはできるだけ引き受けるようにしましょう。受付、会計、交通案内などの役割がありますが、具体的な手順は葬儀社や遺族が指示をくれるので、「やったことないから不安」と怯えなくても大丈夫です。

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